日銀が今日、金融政策決定会合で「マイナス金利政策の解除」を決めました。
マイナス0.1%としていた政策金利を0〜0.1%程度(無担保コール翌日物レート)に引き上げ、
長期金利を低く抑え込むための長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)や
上場投資信託(ETF)などリスク資産の買い入れ終了も決めたとのこと。
日銀が17年ぶりの利上げに踏み切ったのは、
物価2%目標を持続的・安定的に達成できる見通しがたったと判断したためで、
この判断には、春季労使交渉の第1回集計結果で、
賃上げ率が平均5.28%となり、1991年以来33年ぶりに5%を超えたことが一つの要因のようです。
その「賃上げ」について、「かんべえ」さんが昨日の「かんべえの不規則発言」に、
次のようなことを書かれていました。
『‥‥今年はたまたま「みんなで渡れば怖くない」という状況が出現した。
しかしこれ、来年も続くのかなあ。やせ我慢で「おつきあい」した会社は少なくなさそうだし。
来年はまた違う風が吹くのかもしれませぬ。
要するに昔から、日本企業は「集団志向」だし「集団思考」だし「集団施行」だということ。
あんまり変わっていないんじゃないかなあ。ともあれ3月19日は歴史的な一日になりそうです。
今日の日銀がどんな決定を下すかは、だいたい見えている。‥‥』
う~む、なるほど。日本企業は「集団志向」「集団思考」「集団施行」ですか‥。
「言い得て妙」とはこのことだと思いました‥‥。
今日3月19日は、「歴史的な一日」になったので、この日記に書き残した次第です。
追記