しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

元気と勇気の源(みなもと)

三連休初日の今日15日の土曜日は、

午前9時からのMRI再検査のため、かかりつけの脳神経外科に行ってきました。

画像診断の結果、副鼻腔炎はほぼ完治していて、

脳血管の微妙な異常も正常に戻っている旨、先生の説明がありました。

 

盛りだくさん飲んでいた薬も、今日でようやく、

めまい関連の二つの薬と睡眠剤だけになりました。

薬が減ったというだけで、なんだか身体が快方に向かっているようで、

小心者の私にとっては、安心材料のひとつとなります。(苦笑)

 

そして、気分を良くした私は、

午後からは、お隣の伊予市の中心地・郡中地区にある

『天然の湯 いよ温泉』に、自転車で行ってきました。

施設内はまるで銭湯のような昔ながらの雰囲気ですが、

お湯は地下1000mから湧き出る、れっきとした天然温泉で、

湯上りのすべすべとした爽快感は、また格別なものがあります。

 

温泉からの帰り道は、久しぶりに海岸周りで夕日を見に行くことにしました。

日没には若干早い時間帯でしたが、

デジカメの「夕日モード」で撮影すると、下のような写真となりました。

約4か月ぶりに見る夕日……。

その美しい輝きと佇まいは、いつも私に元気と勇気を与えてくれます。

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再挑戦の土台づくり

今日14日の日経新聞一面コラム「春秋」によると、

甲子園球場での夏の全国高校野球は、今年が99回目になるそうです。

「晴れの舞台をめざし、各地で予選がまっ盛り」とのことで、

愛媛県でも昨日から地区予選の熱い戦いが始まったところです。

 

どの高校が甲子園への切符を手にするのか、

予想するのが困難なほど実力が伯仲しているように私は思うのですが、

球児の皆さんは、どんな展開になろうとも、

最後の最後まで全力で戦ってほしいと願っています。

なお、先ほどのコラムには、次のようなことも書かれていました。

 

ブラスバンドやOBらも含め、スタンドはムードの盛り上げに懸命だ。

 走者を一掃する一打に一瞬、場内は静まり、

 ゲームセットで悲鳴のような歓声がわく。ここでは敗者が多数派だ。

 甲子園への切符を手にするまでの道の険しさを改めて思う。

 一方で、常勝を求められる強豪チームのプレッシャーも相当なもののようだ。

 夏の甲子園で2004年、05年と連覇した北海道の駒大苫小牧高。

 当時の香田誉士史監督は自身の評伝「勝ち過ぎた監督」で、

 最初の優勝後の1年間の重圧を「百キロのバーベル」とたとえた。

 2度目の優勝時には「顔が引きつっちゃって」。

 06年も決勝に駒を進めたが、対戦相手に点を入れてほしいとさえ思ったという。

 勝ち続けることはきわめて難しい。いつかは誰もが敗れる。

 徳島・池田高を率いた名将、蔦(つた)文也監督はこんな言葉を残した。

 「人生は敗者復活戦」。負けて涙を流す皆さん、負けにこそ学ぼう。』

 

「人生は敗者復活戦」……。確かに、そのとおりですね。

そのためには、高校野球に限らず、

人生のさまざまな局面で失敗や挫折を経験した際に、

再度挑戦できるような土台づくりや風土づくりが、

個人にも社会にも必要ではないかと強く感じた次第です。

 

 

 

 

ひょっとしたら選択ミス?

梅雨明けを思わせるような晴れ間が広がった今日は、

気温もどんどん上昇して、うだるような暑さとなりました。

 

昨日、JRの列車に約6時間揺られた私は、

なんだか今日もその揺れが続いているような気がして、

体調はあまりよろしくありませんでした…。

 

さて、今日の日経新聞電子版に、

男性更年期気づいて~集中力・意欲減り不眠にも 情報サイトが登場』

という記事があり、その冒頭には次のようなことが書かれていました。

 

『中年以上の男性を襲う集中力や意欲の減退、不眠……

 「加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群」と呼ばれる、

 男性性ホルモンの低下が招く“更年期障害”の症状だ。

 ところがうつ病などと混同しやすく、発症に個人差があるため、

 診断や治療に至らず悩む人が多い。

 適切な治療につながる人を増やそうと、

 LOH症候群の情報を普及する動きが広がっている。』

 

へぇ~、そうなんだ……。LOH症候群という症状があるのですね。

先ほどの記事によると、

このLOH症候群の診断や治療に適した診療科は「泌尿器科」とのことで、

ある調査によると、このことを知っている人はわすがか5%にすぎず、

内科や心療内科、精神科・神経科を選んだ人が合計で60%を占めたそうです。

 

私は明日、午後からお休みをもらって、県立の総合病院の耳鼻咽喉科を受診し、

そして明後日は、かかりつけの脳神経外科病院で

再びMRIの検査をする予定になっています。

めまいだけでなく、不眠症にも悩んでいる私は、

ひょっとしたら診療科の選択を誤っているのかもしれません……。

さっそく「男性更年期NAVI」という情報サイトをのぞいてみることにします。

 

タイトな出張

今日は岡山市に出張で、つい先ほど帰宅しました。

松山から岡山までは、JRで往復約6時間の長旅です。

しかも、列車の中は横揺れが激しく、ゆったりと景色を楽しむこともできません。

東京の飛行機での日帰り出張の方が、はるかに便利で快適です。

 

今日はどっと疲れたのでこれくらいにします……。

(これからお風呂に入って、それから洗濯です。トホホ……。)

生きた教材に学ぶ

朝の通勤途上、町立保育園の跡地に今もそびえる大木(たいぼく)から、

今年はじめて蝉の鳴き声を聞きました。

また、松山市内の城山公園からも、蝉の鳴き声が聞こえてきました。

不思議なもので、蝉は一斉に鳴き始めるものなのですね。

昨日までは全く音沙汰がなかったのに……。

 

さて、昨日は、就寝前のラジオのニュースで、

参院の閉会中審査に参考人として出席されていた

加戸守行・前愛媛県知事の肉声を久しぶりに聞きました。

そして、今日のWeb産経ニュースには、

加戸前知事の発言の具体的な内容が次のように掲載されていました。

 

『10年間我慢させられてきた岩盤にドリルで穴を開けていただいた。

 「ゆがめられた行政がただされた」が正しい発言ではないか。』

『特区申請をしてから何回も門前払いを食らった。

 知事任期の終わりのほうに民主党政権が誕生して

 「自民党ではできないので私たちがやる」と頑張ってくれた。

 よかったね、と次の知事にバトンタッチしたが、

 (その後の)自民党政権でも何も動いていない。』

 

ラジオから聞こえてくる加戸前知事の声は、 か細くて絞り出すような感じでしたが、

そのお人柄のままに、一つ一つの言葉に誠実さがにじみ出ていたように思います。

獣医学部誘致をめぐる今回の一連の問題に関し、

愛媛県人である私は、どうしても身びいきな評価をしがちになりますが、

国に何回も特区申請をして、その都度跳ね返されたにもかかわらず、

あきらめずに粘り強く関係機関などに対して説明と説得を続けてきたのは、

間違いなく加戸前知事のリーダーシップではなかったかと思っています。

 

なお、先ほどのWeb産経ニュースには、次のようなことも書かれていました。

『「私は霞が関で三十数年生活した」と切り出した加戸氏は、

 前川氏の官僚としての姿勢への不信感を隠さなかった。』

 

加戸前知事と前川前事務次官という二人の文科省OB…。

「官僚として、あるいは公務員として、どうあるべきだったのか」について、

今回ほど生きた教材になるものはないと感じつつ、

元地方公務員として、日々の報道に接しているところです。