しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

コラム・エッセイ

言葉を素直に受け止める難しさ

一昨日16日の溜息通信「かんべえの不規則発言」で、「かんべえ」さんこと、双日総合研究所の吉崎達彦さんが、次のようなことを書かれていました。 『近ごろ気になるモノ言い2点。 ・米英仏の(決意を)支持する。(安倍首相) ・(記憶にある限り)会っていな…

複雑な心境です

今日の日経新聞一面コラム「春秋」は、次のような内容でした。割愛せずにその全文を引用させていただきます。 『「一寸(ちょっと)前なら憶(おぼ)えちゃいるが 一年前だとチト判(わか)らねェなあ」。 その昔、大いにはやった「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ…

「希望の重量」を考える

忙しい毎日が続いています。こんな状態がこの先もずっと続くとしたら、果たして身体が持つのか、ちょっと心配になってきました。定年退職後のフルタイム勤務は、やはり肉体的には厳しいものがあります‥‥。 さて、今日の朝日新聞「折々のことば」は、「星の王…

新聞紙面の二句

昨日8日の新聞紙面に、二つの俳句が引用されていました。 その一つは、愛媛新聞一面コラムの「地軸」です。『新年度が始まって最初の1週間が過ぎた。暖かな日差しと希望に満ちた春は、 一方で、病気や体調不良のもととなるストレスをためやすい季節でもあ…

明日から新年度

このところよく晴れて、初夏のような天気が続いています。この陽気で、我が家の庭のヤマモミジは、新芽があっという間に芽吹き始めましたし、ドウダンツツジは、白い提灯のような花が、遠慮がちに顔を覗かせています。 また、先週は3分咲きだった松前公園の…

ボキャブラリーを勉強する

学校法人「森友学園」への国有地売却問題をめぐり、財務省が売買の決裁に関するものなど14文書を書き換えていたことを認め、調査結果を国会に報告した件に関して、今日の日経新聞「春秋」、朝日新聞「天声人語」、毎日新聞「余禄」には、それぞれ次のよう…

素朴で厳粛な言葉

東日本大震災から7年の今日、批評家・随筆家の若松英輔さんが、日経新聞文化欄に、『本当の幸せ』というタイトルの随想を寄稿されていました。そのなかで、神谷美恵子さんの著書『生きがいについて(みすず書房)』のことが書かれていて、それがとても胸を打…

閉塞感の正体とは?

今朝は強烈な雨風で、まるで台風のような「春の嵐」でした。最寄りの駅までのわずか3分強の間に、ズボンがずぶ濡れになってしまいました。松山市には洪水警報が発令されましたが、3月の洪水警報は私の記憶にはありません‥‥。 さて、今日5日の日経新聞「ダ…

「本屋」という場所

今日23日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、英国の作家・批評家、ヘンリー・ヒッチングズの『光の射(さ)さない穴蔵であると同時に闇を照らす灯台でもあるという、ほかに類のない場所』という言葉で、いつものように、鷲田清一さんの次のような解説…

大学の「立て看板」の思い出

今日21日の朝日新聞「天声人語」は、大学の「立て看板」に関するコラムで、次のようなことが書かれていました。 『~(略)~昔のことを思い出したのは、大学の立て看板が消えていくとの記事を目にしたからだ。 大学当局の規制が強まり、情報伝達もネット上…

討論と対話の違いを学ぶ

昨日19日は、二十四節気の「雨水」、七十二候の「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」でした。「暮らしの歳時記」によると、「雨水」は、『雪から雨へと変わり、降り積もった雪も溶けだす頃という意味です。 実際にはまだ雪深いところも多く、これから…

学びにムダはない

認知行動療法研修開発センターの大野裕先生が執筆されている日経新聞「こころの健康学」‥‥。今日19日のタイトルは『知識と知恵の違いとは』でしたが、とても大切なことを書かれていたので、今回もその全文を引用させていただきます。 『受験の時期になると…

コラムの「体言止め」を考える

日経新聞の一面コラムは「春秋」、朝日新聞の一面コラムは「天声人語」‥‥。そして、地元紙・愛媛新聞の一面コラムは「地軸」といいます。今日15日の「地軸」は、東京・銀座の公立小学校で、イタリア「アルマーニ」製の制服を導入するという話題についての…

コラムニストの真骨頂

「追悼のコラムにこそ、コラムニストの真骨頂が発揮されるのではないか」、『苦海浄土』の著者、石牟礼道子さんが昨日10日、90歳でお亡くなりになったのを受けて書かれた、今日11日の朝日新聞「天声人語」と日経新聞「春秋」を読んでそう思いました。…

「ゼネラリスト」か「スペシャリスト」か

今日8日の朝日新聞デジタル版に掲載された、山脇岳志・編集委員の執筆による『(ザ・コラム)公務員の定年延長 専門性、磨くきっかけに』というタイトルの次のような内容のコラムを読んで、深く反省し、そして、考えるところがありました。 『何の専門家でも…

孤独というものの本質

冬将軍がどっかりと日本列島に腰を据えて、連日、身を切るような厳しい寒さが続いています。それはまるで、冷蔵庫のなかで生活しているような感覚です。ほんと、大袈裟ではなく‥‥。 さて、今日6日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、イタリア文学者で…

からだの芯へ収める

早いもので今日で1月も終わりです。昨日30日は、七十二候の「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」で、鶏が鳥屋に入って卵を産み始める頃。本来、鶏は冬は産卵せず、春が近づくと卵を産むそうです。そして、次の二十四節気は「立春」、七十二候は「東風…

もうひと踏ん張り

今月24日の日経新聞一面コラム「春秋」の冒頭は、次のような文章でした。 『イラク戦争が起きた。韓流ブームでヨン様がもてはやされた。 SMAPの「世界に一つだけの花」が大ヒットした。 現代史の年表には、2003年の出来事としてこんなあれこれが並…

秀逸なコラムに出合う喜び

朝日新聞の一面コラム「天声人語」を、「朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュース」で毎日欠かさず読んでいると、心の琴線に触れる文章のコラムに出合うことがあります。阪神・淡路大震災から23年目となった今日の「天声人語」が、まさにそのようなコラ…

時間をいくつも持つことの大切さを学ぶ

昨日のこの日記では、臼井興胤・コメダ社長の「時を操る」について書きましたが、その「時」というか、「時間」に関して、朝日新聞一面コラム「折々のことば」を執筆されている哲学者の鷲田清一さんが、今月7日の日経新聞「文化」欄に、『いくつもの時間』…

「時を操る」と「二十歳の旅人」

ギックリ腰には安静が第一とのことだったので、今日は終日、炬燵に入って寝転んでいました。また、起きて歩行する際には、腰痛コルセットを装着すると、心持ち痛みが和らぐような気がしました。 さて、昨日7日の愛媛新聞「道標~ふるさと伝言」に、松山市出…

手遅れのくり返し

今日20日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、「ある僧侶」の『人生は、手遅れのくり返しです。』という言葉で、いつものように鷲田清一さんの次のような解説がありました。 『あの時はわからなかったけど今だったらわかるということが、人生にはよく…

無事これ名馬

今日5日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、探検家・角幡唯介さんの『冒険の現場というのは概(おおむ)ね退屈で、冒険に行くだけでは面白い文章が書けないことが多い』という言葉で、いつものように、鷲田清一さんの次のような解説がありました。 『冒…

みかんのおいしい季節

今日4日の朝日新聞一面コラム「天声人語」は、「みかん」の話題でした。芥川龍之介の短編小説『蜜柑』の導入部分に続いて、コラムは以下のように続きます。 『 ~(略)~ 寒さを感じると、みかんのおいしい季節である。 七十二候では今が「橘始黄(たちばなは…

食の有難さを学ぶ

月日が経つのは早いもので、今日で11月も終わりです。日経新聞で連載が続いていた文化人類学者・石毛直道さんの「私の履歴書」も今日が最終回で、そこには次のようなことが書かれていました。 『 ~(略)~ 以前、農水省の事業で、民俗学者の宮本常一さんを…

東西著名人の名言に触れる

昨日、そして今日と、朝日新聞一面コラム「折々のことば」では、西洋と東洋の歴史上の著名人の名言が続いて掲載されました。 まず、昨日23日は、パスカルの『われわれは確実に知ることも、全然無知であることもできない』という言葉で、いつものように、鷲…

失われた感受性と感性

岡本全勝・内閣官房参与が、昨日15日のHPで、朝日新聞一面コラム「天声人語」について書かれていたので、さっそく私も目を通してみました。 http://info.asahi.com/choiyomi/reporter/tenseijingo/?iref=marke_choiyomi_17_lptop その朝日新聞のHPでは…

うつろうものへの愛しさ

今日15日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、歌舞伎俳優・坂東玉三郎さんの『アイデアが出る時ってね、水に関係あるんです……。シャワーを浴びてる時に「あ!」って。』という言葉で、いつものように、鷲田清一さんの次のような解説がありました。 『…

消費税10%の先

一昨日のこの日記で、「全世代型の社会保障」についての感想を書きました。このことに関連して、11月4日号の週刊東洋経済「経済を見る眼」に掲載された早川英男・富士通総研エグゼクティブ・フェローの執筆による『消費税10%の先を議論しよう』という…

どうありたいか‥。

今日2日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、前衛芸術家・岡本太郎さんの『本当に叫びたいこと、一人一人の腹の底の、血の吹きだすような訴えに、 社会は応えてくれない。だからひどくバラバラ。責任がない。』という言葉で、いつものように、鷲田清一…