しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

コラム・エッセイ

偶然は神の采配

毎年、4月1日に日経新聞に掲載される広告も、今年は無理かもしれないと思っていたところ、今日もその広告は、しっかりと日経新聞に掲載されていて、ホッとした気持ちになりました。 その広告に掲載されているのは、サントリースピリッツ株式会社がスポンサ…

教養と知性のコラム

「こよみのページ」によると、今日はベートーベンの命日「聖楽忌」とのことで、日経新聞一面コラム「春秋」には、次のようなことが書かれていました。とても秀逸なコラムだと思うので、その全文をこの日記に書き残しておこうと思います。 『あれは東日本大震…

まるでリアルタイムの出来事

今日の日経新聞一面コラム「春秋」に、小松左京さんの小説が、次のように書かれていました。 『南極大陸を除くすべての大陸に広がった‥‥。 新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)ぶりは、いまやこう表現される。 小松左京が1964年に発表した「復活の日」を…

どう解釈するの‥?

昨日17日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、落合恵子さんの『社会が定める「こういうもの」と衝突ばかりする日々をおくってきたが、それはそれで悪くはなかった』という言葉で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。 『教育…

「言葉の深い由緒」を探る

一昨日14日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、三島由紀夫の「昔の人は本のなかをじっくり自分の足で歩いたのです。」という言葉で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。 『現代人は小説を「味わう」ことをしなくなったと、…

それでも歩みを止めない

東日本大震災の発生から、今日で9年です。今日の日経新聞一面コラム「春秋」を、後日のために、この日記に書き残しておこうと思います。 『きらめく太平洋、次々にあらわれる小さな入り江、ウミネコの群れ。 三陸海岸をめぐると、いつも目に飛び込んでくる…

急ぎ過ぎる展開

新型肺炎の影響が当地でも拡がっています。行き帰りの通勤電車に、いつも見慣れている高校生の姿は、今日はありませんでした。そして、愛媛県でも初の感染者が確認されたことを受け、私の勤務先でも、今月中旬に県内各地から100人規模で参集する予定であ…

「段取り」をつけられる人

先月27日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、池波正太郎さんの「上出来。それでいいよ。一つだけでもいいところがあれば充分だ。」という言葉で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。 『作家の若い友人が、結婚したい女性が…

「2月29日」の雑感

冷たい雨が終日降り続き、気温も上がらない寒い一日となりました。さて、月日が経つのは早いもので、今日29日で2月も終わりです。月初めから連載が続いていた、樂直入(陶芸家・十五代樂吉左衞門)さんの「私の履歴書」も、今日がその最終回でした。最終回…

無用な澱(おり)が心中に積もる

昨日26日の日経新聞一面コラム「春秋」は、私には秀逸なコラムに思えたので、その全文をこの日記に書き残しておこうと思います。 『84年前のこの日の早朝、2人の「和子さん」が軍人の放つ銃弾のなか、 命の危険に身をさらしていた。1人は吉田。戦後に…

政治はハーモニー

今月22日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、福永文夫さんの『政治はあくまで「お手伝い」の役割を超えてはならない』という言葉で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。 『日本政治史家は、その著『大平正芳 「戦後保守」…

昨日の続きです

昨日の続きです‥‥。ネットで調べた「お金と時間」に関する名言では、私のお気に入りの作家の一人でもある村上龍さんの、「お金で幸福を買うことはできないが、不幸を避けることはできる」という名言もありました。 お金に関して言えば、私は決して裕福な家庭…

負のスパイラル

強い西風に粉雪が混じって、今日は凍えるような寒さとなりました。暖冬に慣れ切った身体には、この寒さは一段と堪えます‥‥。春はやはり、簡単には訪れてはくれません。 さて、今月14日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、労働経済学者・周燕飛(しゅ…

「賢明さ」と「弱さ」

今月7日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、堂目卓生(どうめたくお)さんの『経済を発展させるのは「弱い人」、あるいは私たちの中にある「弱さ」である。』という言葉で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました、 『今日の企業…

自己の洞察と他者の発見

日経新聞では今月から、陶芸家で十五代樂吉左衞門、樂直入さんの「私の履歴書」の連載が始まりました。第五回目の今日は、次のような素敵な言葉に出合うことができました。 『‥‥青春とはまずは自己の洞察と他者の発見ではないだろうか。 友には様々な生い立…

あの人がいたなら‥‥

ここ数日、朝日新聞一面コラム「折々のことば」に関しての日記が続いています。昨日の「折々のことば」は、作家・司馬遼太郎さんの「人間というのは、男女とも、たのもしくない人格にみりょくを感じないのである。」という言葉で、鷲田清一さんの、次のよう…

「名文」は色褪せず

今日の日経新聞一面コラム「春秋」に、フランクルの「夜と霧」のことが、次のように書かれていました。 『「夜と霧」を初めて手にしたときの衝撃を覚えている。 ナチスの強制収容所での体験を、精神医学者のV・E・フランクルがつづった本だ。 貨車に詰め込ま…

化粧という行為の奥深さ

昨日に続いて、朝日新聞一面コラム「折々のことば」の感想です‥‥。今日の「折々のことば」は、演劇家で歌人、寺山修司さんの「一言でいってしまえば、私は化粧する女が好きです。そこには、虚構によって現実を乗り切ろうとするエネルギーが感じられます。」…

「読みたい本」がまた一冊?

昨日26日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、アメリカの小説家、ポール・オースターの「物事について考えを固めてしまわず、見えているものを疑うよう心を開いておけば、世界を眺める目も丁寧になる。」という言葉で、いつものように鷲田清一さんの…

巨大地震と経済成長を考える

阪神・淡路大震災から今日で25年です。日経新聞一面コラム「春秋」には、次のようなことが書かれていました。 『1948年といえば、まだ戦後の混乱期である。 この年の6月28日、福井市と周辺は大地震に襲われた。死者3769人。 空襲の傷痕が残る市…

漂えど沈まず

第162回芥川賞が、今日の夕、受賞者が決まるとのことで、今朝の日経新聞一面コラム「春秋」には、次のようなことが書かれていました。 『洋酒会社で働いていた開高健が芥川賞を受けたのが1958年1月、27歳の時だ。 取材攻勢に加え、勤め先の社長も自…

「船の旅」の思い出

岡山県の宇野港と高松市の高松港を結ぶ「宇高航路」の休止を惜しむ「消えゆく航路」と題した今日の愛媛新聞一面コラム「地軸」を読んで、子どもの頃、関西汽船を利用して家族で帰省したことを、懐かしく思い出しました。そのコラムには次のようなことが書か…

営為と記憶の集積

今日は、松山市が誕生して130年に当たる、記念すべき日だそうです。昨日の愛媛新聞一面コラム「地軸」では、松山市大街道生まれで、文部大臣や学習院院長を務めた、安倍能成(あべよししげ)の少年時代とその時代風景に触れた後に、次のようなことが書かれ…

数字よりも大事なもの

日経新聞では今月から、澤部肇・TDK元会長の「私の履歴書」の連載が続いています。第9回目の今日は、『大歳学校~日曜にマンツーマン指導 数字より大切な「心」教わる』というタイトルで、次のようなことが書かれていました。澤部さんが入社7年目、28…

知らずしてわれも撃ちしや‥‥

上皇后美智子様の歌を引用し、中村哲さんの不条理な死を悼んだ今月5日の日経新聞「春秋」は、名コラムだと私は思うので、ここにその全文を引用させていただきます。 『「知らずしてわれも撃ちしや春闌(た)くるバーミアンの野にみ仏在(ま)さず」。 私たちの…

死角に入って見えないもの

今月1日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、ドイツの哲学者・ニーチェの『「われはそれを好まぬ」‥‥何ゆえに?‥‥「われはいまだそれにふさわしくないゆえに」 ‥‥かつてかく答えた何人があったろう?』という言葉で、いつものように鷲田清一さんの、次…

人生の分岐点

日経新聞では昨日1日から、澤部肇・TDK元会長の「私の履歴書」の連載が始まりました。連載第2回目の今日は、『タマ先生 5年生で褒められ大変身 「元気で良い子」母励ました言葉』というタイトルで、次のようなことが書かれていました。 『運命とは不思…

リベンジを期す

関東大学ラグビー対抗戦の伝統の一戦、早稲田対明治の試合は、7対36で早稲田が完敗しました。今現在の実力の差が、そのまま点数となって表れたように思います。「前へ」と果敢に突進を図る明治の攻撃は迫力があったし、防御も気迫あふれるプレーでした。…

「背を向けている」わけとは?

ずいぶんと久しぶりに、日経新聞デジタル版で「やさしい経済学」に目を通してみました。今は、中田真佐男・成城大学教授の執筆による『キャッシュレス社会を展望する』の連載が、今月21日から続いています。連載の第1回目では、次のようなことが書かれて…

私のお気に入りの詩

一昨日、勤労感謝の日の日経新聞一面コラム「春秋」に、茨木のり子さんの詩が引用されていました。コラムの全文を引用させていただきます。 『タイトルは「六月」。しかしこの詩はきょうの「勤労感謝の日」にぴったりだろう。 「どこかに美しい村はないか 一…