しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

時事・政治・行財政

大学をめぐる二つの市場

先月29日付けの週刊東洋経済「経済を見る眼」に掲載された 苅谷剛彦・英オックスフォード大学教授の執筆による 『大学の定員規制緩和は有効か』という記事が、とても勉強になりました。 国家戦略特区制度が目指す大学の定員規制撤廃問題を、 大学の学生(獲…

適正規模を考える

今日28日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、 E・F・シューマッハーの 『どんな活動にも、それにふさわしい規模というものがある。』という言葉で、 いつものように、鷲田清一さんの次のような解説がありました。 『国連の加盟国の急増が示すよう…

「裏切者」は誰??

昨日25日の朝日新聞デジタル版「波聞風問」を読んで、 民進党の前原誠司元外相が中心となって、 次期総選挙で「消費増税」を公約に掲げるべく、 新マニュフェスト(政権公約)づくりを進めていることを知りました。 「増税で段階的に年間10兆~30兆円の…

知らず知らずのうちに

今月21日付けの「溜池通信vol.621」の内容がとても面白かったです。 特集のタイトルは、『平成30年史の中の安倍政権』でした。 是非、一読をお薦めします。 内閣支持率がここ2カ月で急落していることについて、 「かんべえ」さんの仮説によると、有権者…

選挙・政治と孫子の兵法

小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」が圧勝した 東京都議会議員選挙を受けて、 今日10日の『池上彰の大岡山通信 若者たちへ』では、 「孫子の兵法」について書かれていました。 池上さんによると、 小池知事は、幼少の頃から「孫子の兵法」に親…

政策はいずこに?

今日3日の新聞の社説は、予想どおりというか、 東京都議会議員選挙で自民党が歴史的惨敗を喫したことを受けての記事でした。 ちなみに、全国紙の社説の見出しは次のようなものでした。 ・朝日新聞 『都議選、自民大敗 政権のおごりへの審判だ』 ・読売新聞 …

反対する勢力の一人?

ふぅ~……、なんとか、めまいの発作に襲われることなく、 一日を過ごすことができました。 さて、今日26日の日経新聞に掲載された 『社会保障 不作為の歴史~妥協の小粒改革 限界』を読んで、 少し考えるところがありました。 記事の冒頭は、次のような文章…

騒ぎの後に残るもの?

昨日6日は体調不良のため、この日記をお休みしました。 というのも、昨日はお昼の午後2時過ぎから、 急に乗り物に酔ったように気分が悪くなり、体の平衡感覚もなくなってしまいました。 仕事から帰宅後も夕食は食べることができず、日記を書くこともできま…

キャッシュレス社会という未来図

今日30日の朝日新聞「天声人語」を読んで、 スウェーデンでは、キャッシュレス社会がほぼ実現していることを知りました。 コラムには具体的に、次のようなことが書かれていました。 『日本なら1万円札、米国なら100ドル札。 高額なお札から段階的に廃…

信念を貫く生き方を学ぶ

今、私の手許に、『堂々たる政治』(新潮新書)と 『民主党が日本経済を破壊する』(文春新書)という二冊の本があります。 この二冊の本の著者である与謝野馨さんが、 78歳でお亡くなりになったことを、先日、日経新聞デジタル版の速報で知りました。 今回、…

地方自治の成熟を考える

今日15日の朝日新聞社説は、 『憲法70年~地方自治を成熟させる』というタイトルでした。 憲法を具体化するために憲法と同じ日に施行された地方自治法について、 『70年の節目に、改めて問う。地方自治は機能しているか。 答えは残念ながら、不十分だ…

「必要不可欠」が特効薬

今日11日の日経新聞社説は、 『マイナンバーを医療に生かせ』というタイトルで、 次のようなことが書かれていました。 『日本に住む人すべてに12桁の番号をふり、 社会保障・税などに関する国と自治体のサービス向上に生かす マイナンバー制度が始まって…

政治の刷新か、後退か?

昨日23日に実施されたフランス大統領選の第1回投票の結果は、 中道系独立候補のエマニュエル・マクロン元経済産業デジタル相が得票率で首位、 極右政党、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首が2位で、 いずれの候補者も過半数に届かず、来月7日に実施する第…

深刻さを増す人手不足

今日21日の日経新聞一面に掲載された 『景気 試される波及力(3) 東京五輪へ建設ラッシュ~人手足りず投資抑制も』 という記事を読んでいたら、 愛媛県宇和島市出身でBNPパリバ証券の河野龍太郎さんの名前がありました。 その記事によると、河野さんが…

信じる者は救われる

先日の「とある日」、娘と会話していると、年金の話になりました。 日本の公的年金は、「積立方式」ではなく「賦課方式」で、 働く現役世代が引退後の高齢者を支える仕組みであることは、 二人とも理解しているつもりだったのですが、 娘は、「自分が高齢者に…

歴史を知り、教訓とする

天皇、皇后両陛下は今月6日に、 7日間にわたるベトナム親善訪問とタイ前国王弔問の旅を終えて、 無事帰国されました。 そして、今月7日には、 『「象徴」の意義示した旅 両陛下帰国~埋もれた歴史に光り』 という記事が日経新聞に掲載されました。 その記…

似たり寄ったり

早いもので、今日で2月も終わりです。 2月の最後の日は、やわらかい日差しが一日中降り注ぎました。 さて、今月23日のNHK解説委員室「時論公論」は、 『トランプ政権を支える“もうひとつのアメリカ”』というタイトルでした。 アメリカという国のイメ…

求められる「精神の強さ」

安倍首相とトランプ大統領の日米首脳会談は、 果たして、うまくいったのか、うまくいかなかったのか……。 今日の新聞には、いろいろな人のいろいろな解説が掲載されていて、 全部の記事を読もうとすると、思わず尻込みしてしまう自分がいます。 そんななか、…

「低成長論争」について考える

昨日の朝日新聞デジタル版・「波聞風問(はもんふうもん)」の 原真人編集委員が執筆した記事を読んで、深く考えるところがありました。 記事によると、 朝日新聞の新年連載「我々はどこから来て、どこへ向かうのか」で、 1月4日に原委員が書かれた『「経…

ハイブリッド型の分断社会

今月21日の朝日新聞デジタル版の「耕論」を読んで、 最近よく聞くポピュリズムにも、「右」と「左」があることを知りました。 具体的には、水島治郎・千葉大学教授が、次のように述べられていました。 『トランプ氏の政治手法はポピュリズム的です。 欧州…

未来を考えるための鍵

岡本全勝・福島復興再生総局事務局長のHPで、 今月6日の朝日新聞「考論」に掲載された、 長谷部恭男・早稲田大教授(憲法)と杉田敦・法政大教授(政治理論)による 「混迷する世界の中での政治システムや社会のあり方」に関する対談内容が 紹介・引用されて…

三つの御代を生きる

今日11日の日経新聞一面には、 天皇陛下の退位に伴う皇位継承の時期について、 政府が2019年元日を念頭に制度設計する検討に入ったこと、 皇太子さまの即位に備え、新たな元号の検討にも着手したこと、 この2点が書かれていました。 突然の報道で、ち…

「幸せな世代」と「後始末の世代」

昨年までは昨日28日が仕事納めだったのに、 民間勤めの今年は、今日も明日も仕事です。(トホホ……) そして、銀行員の我が娘は、 昨晩から39度の熱を出してダウンし、仕事をお休みしています。 妻が年末に開業している病院を探して診察してもらったとこ…

本当にやり遂げたいこと

今日27日の午前、ハワイ訪問中の安倍首相が、 2001年2月に、米原子力潜水艦と衝突してハワイ沖で沈没した 愛媛県立宇和島水産高の実習船・「えひめ丸」の慰霊碑を訪れ、 献花されたとの報道に接しました。 テレビに写る慰霊碑とその周辺は、綺麗に清…

勝負は時の運

真冬並みの寒気が過ぎ去り、 今日は晴れ間も広がって、比較的暖かい一日となりました。 さて、今日は全国大学ラグビー選手権の準々決勝の日でした。 「早稲田」は「同志社」と「慶応」は「天理」と対戦しましたが、 結果は両校とも敗れてしまったようです。 …

「理解不能」から一歩前進

今月10日のこの日記で、米国大統領選挙を受けての 日経平均株価の大幅な下落という自分なりの予想が、 正反対の結果になったことについて、「理解不能のマーケット」と書きました。 すると、タイミング良く、今月11日の溜池通信「不規則発言」において、…

不器用ですから

今日は貴重な有給休暇を取得しました。 (年間10日の休暇のうち、これで早くも4日目の取得となります。) うれしい三連休です。(うふふ……。) 今日は妻が仕事で出勤なので、 三連休の初日のうちに、できるだけ家事を片付けておこうと決意。 天気が良さそうだ…

理解不能のマーケット

金融・経済や為替市場が素人の私には、 今日のマーケットの動きが全く理解できません。 というのも、昨日は、クリントン氏の激戦州の劣勢が伝わるやいなや、 日経平均株価が一気に下落したのを目の当たりにしたことから、 トランプ氏の大統領就任が確定した…

追い風だのみの金融政策

今月16日の愛媛新聞「道標」に、 愛媛県宇和島市出身の河野龍太郎・BNPパリバ証券チーフエコノミストが 『大転換した日銀の金融政策』というコラムを寄稿されていました。 日銀は、今後どのようにして2%インフレを達成するのか。 新たな枠組みでも、…

消えないリスクに固唾をのむ

今日17日の日経新聞「オピニオン」欄に、 イアン・ブレーマー米ユーラシアグループ社長の 『消えないトランプ・リスク』という記事が掲載されていました。 ブレーマーさんは、 「米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏が 大統領になる可能性は極め…

有事の際の対応とは?

岡本全勝・福島復興再生総局事務局長のHPに、 今年8月末の豪雨災害の際、鳴り続ける電話対応に忙殺されて、 防災司令塔としての機能が不全に陥っていた 岩手県岩泉町役場の記事(朝日新聞)が紹介されていたので、 私もさっそくその記事を読んでみることに…

「3分の2」と「3分の1」

岡本全勝・福島復興再生総局事務局長のHPに、 朝日新聞デジタル版「耕論」の『若者の与党びいき』 という記事が紹介されていたので、私もさっそく読んでみました。 記事を読んで少なからぬ衝撃を受けたのは、 山田昌弘・中央大学文学部教授の次のような解…

「金融政策の総括検証」を学ぶ

日銀の黒田総裁が今月26日に、 大阪経済4団体共催懇談会において行われた 『金融緩和の「総括的な検証」と「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」』 という挨拶を読みました。 「総括的な検証」では、「量的・質的金融緩和」導入以降の 3年間の経済・物…

等身大の姿が見えない

今月16日の朝日新聞デジタル版「社説余滴」に掲載された 国際社説担当の箱田哲也さんの『北朝鮮崩壊論と崩壊期待論』という記事が 大変勉強になりました。 北朝鮮高官の粛清情報やエリート層の脱北を背景に、 またぞろ韓国発の「北朝鮮崩壊論」が頭をもた…

経済データの解釈

久しぶりに「経済学」に関する日記を書きます。 今日13日の日経新聞「大機小機」は、『経済学の埋めがたい溝』というテーマで、 名目国内総生産(GDP)成長率と税収の伸びの相関を示し、 財政の将来像を論じるのに重要な「税収弾性値」のことが取り上げ…

余裕で口笛を吹く国?

国の借金である日本国債。 積もり積もった残高は2016年度末で838兆円に達し、 この借金のツケは、いつか子や孫の世代が払うことになります。 その「日本国債」に関し、企業買収・再生を描いた小説「ハゲタカ」の著者、 作家の真山仁さんへインタビュ…

情けを揺さぶる政治

最近、本屋をのぞいてみると、田中角栄氏の本が目立ちます。 「なぜ今頃?」と不思議に思っていたところ、 今日の日経新聞「風見鶏」に、『角栄ブームが鳴らす警鐘』という 大変興味深い記事が掲載されいました。 「角栄氏が亡くなられてから22年余り。 角…

考えることが同じ?

昨日14日の日経新聞「ニュース複眼」は、『かすむ野党~再生への処方箋』でした。 「野党再生に何が必要か」について、 元民主党最高顧問の藤井裕久さん、元官房副長官の石原信雄さん、 元伊藤忠商事会長の丹羽宇一郞さんに、インタビューした記事が掲載さ…

二つのニュース

今日は二つの大きなニュースがありました。 まず、一つ目のニュースです。 舛添要一氏の辞職に伴う東京都知事選が今日告示され、 17日間の選挙戦がスタートしました。投開票日は今月31日です。 選挙戦は、元防衛相の小池百合子氏(64歳)、 元総務相の…

対処療法と外交努力

久々に国際情勢に関する日記です。 昨日12日、国連海洋法条約に基づくオランダ・ハーグの仲裁裁判所は、 南シナ海のほぼ全域に主権が及ぶとする中国の主張を一方的で国際法違反だと断定、 中国が埋め立てを進めた場所も法的には「島」と呼べず、 排他的経…

予測がつかない時代

今日も朝から雨でした。まぁ~、それにしてもよく降り続きます。 雨の日のバイク通勤は、この歳になると、 「肉体的にも精神的にも負荷がかかる」という事実を、改めて自覚している毎日です。 さて、英国の国民投票の結果を受けて、 今日火曜日の日経新聞「…

後悔先に立たず

今月24日付けの「溜池通信」を読むと、 「かんべえ」さんが、英国国民投票の問題点と 「EUからの独立」を果たすための「作業とリスク」が分かりやすく整理されていて、 大変勉強になりました。 まず、国民投票の問題点については、次のとおり書かれてい…

世界の梅雨入り

「国民投票」という究極の民主主義の手段が、 これほど「危険極まりないもの」とは思いも寄りませんでした。 EUからの離脱か残留かを問う英国国民投票で、 「離脱が過半数を占めたという事実」を受けての感想です。 今日25日の日経新聞「春秋」にも、 私…

希望だけがない国

Kちゃん、昨日はコメントありがとうございました。 皆で助け合って、ハードでタイトな選挙事務を乗り切ってきたこと、 当時は大変だったけれど、今となっては懐かしい思い出ですよね…。 さて、今日23日の日経新聞に掲載された 芹川洋一・論説主幹の執筆に…

昔は良かった

参院選挙が明日22日に公示されます。 今回の選挙がどのような結果になるのか、個人的には大いに関心があります。 というのも、愛媛選挙区からは3人の方が立候補の予定ですが、 候補者のうちのお一人が、私の敬愛するJ・Y先生だからです。 先生は、私の…

トップの選び方

この一週間、孫娘の体調が悪く、ちょっと心配しました。 アレルギーなのかどうか分かりませんが、目の周りが腫れて真っ赤になり、 鼻水や鼻詰まりの症状もありました。今日になってようやく快方に向かっています。 さて、今月16日の朝日新聞「耕論」は、 …

不信を抱かれる要因

Kちゃん、昨日はコメントありがとうございました。 舛添東京都知事がとうとう辞表を提出されましたね。 でも、どうして「政治とカネ」の問題は、同じことが繰り返されるのでしょう…? 日経新聞電子版を読むと、「知事個人の評価とは別に、 舛添都政のこの2…

「残り17%」の対策

今日の日記は、いつになく真面目な話題です。 非正規労働と格差是正について、 今日14日の日経新聞「やさしい経済学」の解説が大変勉強になりました。 記事によると、困窮した若者の報道は少なくないが、 非正規労働者の過半の性格は異なるとして、次のよ…

電子版読者の識見

今日はお昼前から、久しぶりに梅雨の晴れ間が広がりました。 曇りや雨の日が続くと、気分まで落ち込んでしまいそうですよね…。 さて、朝日新聞デジタル版を読んでいると、 今年の夏は猛暑になる可能性があるとの記事がありました。 観測史上最も暑かった20…

再延期の評価の難しさ

Kちゃん、昨日はコメントありがとうございました。 Kちゃんも、そして私も感じているように、 大多数の国民にとって、消費増税再延期の評価は難しいように思われます。 ちなみに、今日3日の日経新聞には、この件に関し、 100人の社長に緊急アンケート…