しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

論文・レポート・論考・論評

肝に銘ずべき言葉

今日の日経新聞「オピニオン」欄の「創論」は、「きしむ政と官、どう立て直す」というタイトルで、官僚による政治への忖度(そんたく)が問題となっているなか、「行政が政策を提案し執行する力を高め、政治との望ましい関係を築くにはどうしたらいいのか」に…

「人間存在の根源」とは何か?

今日は金曜日。ようやく一週間を終えて、ほっとひと息ついているところです‥‥。さて、今日の朝日新聞デジタル版「異論のススメ」に、佐伯啓思・京都大学名誉教授が、「日大アメフト事件」に関連して、『スポーツ本来の意義~「高尚な遊び」取り戻す時』とい…

ヒューマニストへの険しい道

今日の日経新聞「文化」欄に、作家の島田雅彦さんが、『今日のヒューマニズム』というタイトルの論評を寄稿されていました。島田さんは「今日におけるヒューマニズムとは何か」について、次のように述べられていました。 『ヒューマニズムとは方便でも免罪符…

正論が異論?

今日は、強く冷たい風が吹いて、冬に逆戻りしたような肌寒い一日となりました。 さて、昨日6日の朝日新聞デジタル版「異論のススメ」に、保守の論客である佐伯啓思・京都大学名誉教授が、『森友問題一色の国会 重要政策論の不在、残念』というタイトルの論…

国を誤る愚

昨日3日の朝日新聞デジタル版「波聞風問(はもんふうもん)」に、原真人・編集委員が『公文書改ざん 財務省悪玉論に走る愚』というタイトルで次のようなことを書かれていました。 『森友学園との国有地取引に関する公文書改ざん問題で、財務省への批判が高ま…

定年退職後の不安

人事院が「平成29年度退職公務員生活状況調査の結果について」というレポートを公表しています。このレポートは、国家公務員の定年退職者の就労・生活状況を3年ぶりに調査したもので、結果の主なポイントは次のようなものでした。 ・約8割が定年退職後も働…

「真面目さ」というスキル

今日15日の日経新聞「経済教室」に掲載された 、鶴光太郎・慶応大学教授の執筆による、『人生100年 伸ばせ「性格力」~大学・生涯教育に反映と』という論考が勉強になりました。この論考は、次のような文章で始まっていました。 『人生100年時代にお…

「構造」か、それとも「遅れ」か

昨日4日から日経新聞「経済教室」では、「時代の節目に考える」という論考の連載が始まりましたが、その第一回目は、岩井克人・国際基督教大学特別招聘教授が『日本資本主義 再興の時~米国型に代わる「普遍」作れ』と題する論考を寄稿されていました。「自…

グローバル化と民主主義を考える

朝日新聞デジタル版「日曜に想う」に掲載された大野博人・編集委員執筆による『「左のナショナリスト」の憂い』という記事が、「グローバル化と民主主義」を考えるうえで、大変勉強になりました。 「ナショナリスト」といえば「右」というのが相場ですが、フ…

バブルよ、再び?

今日7日は、二十四節気の「大雪」、七十二候の「空寒く冬となる」です。こちらも、ここ数日は、冬本番のような寒さが続いています。寒さに極端に弱い私にとっては、ここしばらくは試練の日が続きそうです。 さて、「経済レポート専門ニュース」を閲覧してい…

二言を弄する

昨日6日の産経新聞「正論」に、雪斎先生こと、櫻田淳・東洋学園大学教授が、『日米同盟の真贋が問われる「真実の瞬間」は、確かに近づいている』というタイトルの論評を寄稿されていました。この論評のなかで特筆すべきは、「安保法制評価」に関しての記述…

「タダより高いものはない」という真理

今日6日の日経新聞「核心」欄に掲載された、大林尚・上級論説委員の執筆による『タダより高いものはない~もつか、全世代の社会保障』というタイトルの論評を読んで、少し考えるところがありました。この記事の前半部分を私なりに要約すると、概ね次のよう…

ますます分からない?

昨日のこの日記で、「リベラル」と「保守」に関連して、「今はあまりイデオロギーにこだわる時代ではないかもしれない」と書きました。ところが、先週26日の日経新聞「経済教室」では、田中直毅・国際公共政策研究センター理事長が、『衆院選後の展望と課…

「空気」という元凶

商工中金危機対応業務にかかる第三者委員会の調査報告書(要約版)が、岡本全勝・内閣府参与のHPで引用されていたので、私も興味があって目を通してみました。その報告書には、組織と組織で生きる人間にとって、示唆と教訓に富む記述が数多くありましたが、…

スマホの誘惑

メディア環境研究所が公表している『定点調査コラム~中高年に拡がるモバイルシフト』というレポートの冒頭部分に目を通しました。http://mekanken.com/contents/463/そこには、次のようなことが書かれていました。 『2017年、スマートフォン(以下スマホ…

「流行の廃りの早さ」を知る

このところの雨で気圧の低い日が続いているせいか、私の体調は芳しくありません。気圧の低さが「めまい」を誘発しているような気がしています。 さて、㈱日本リサーチセンターが今月13日に公表した『流行に関する意識調査~知らない10代』という調査レポ…

国の「価値」を考える

昨日4日のWeb産経ニュース「正論」に、雪斎先生こと保守の論客、櫻田淳・東洋学園大学教授が、『北朝鮮の恫喝に曝され、核の恫喝に屈すれば、日本は近代国家たり得ない』という論評を寄稿されていました。雪斎先生の論評を読むのは久しぶりのような気が…

見方を変えれば

1月20日にトランプさんがアメリカ大統領に就任して以降、 マスコミやシンクタンクなどが、日本や日本経済に与える影響等についての、 論考や論評、レポートなどを公表しています。 私には、どれもこれから起きることを正しく予想しているようで、 また、…

リスクフリーの国に生きる

今月4日の「溜池通信・不規則発言」で「かんべえ」さんが、 ユーラシアグループの「Top Risks 2017」というレポートを紹介されていました。 今年のテーマは「The Geopolitical Recession」(地政学的不況)とのことで、 トップテンの順位は以下のとおりです…

ジンクスは現実に?

みずほ総合研究所が今月14日に、 『とんでも予想2017年』というレポートを公表しています。 蓋然性は必ずしも高くないものの、 発生・実現した場合の重要性が高く、注目すべき事象として、 「10の予想」が紹介されています。 「とんでも予想」とはい…

要再生組織の傾向を学ぶ

参議院調査室発行の「立法と調査」第383号に掲載された 『組織経営のあり方を考える(下)~ジョン・P・コッターに学ぶ変革力の意義』 というレポートが大変勉強になりました。 レポート執筆者である財政金融委員会調査室の小野伸一さんは、 公的機関とし…

新しい若者像を知る

今日21日の日経新聞「教育」欄に、 独立行政法人・国立青少年教育振興機構が2015年末、 若者の結婚観、子育て観、子供観、地域観を、 インターネットを使ってアンケート調査した結果が掲載されていました。 対象は全国の20歳代、30歳代4千人で、 …

成長するって大変?

昨日に続いて、ニッセイ基礎研究所のレポートの話題です。 今日紹介するレポートは、先月31日付けの 『日本の潜在成長率は本当にゼロ%台前半なのか』というテーマです。 このレポートも、要旨が簡潔に4つにまとめられていて、 そのうちの2つには次のよ…

若年者雇用を考える

Webサイトで、ニッセイ基礎研究所の 『学歴別に見た若年労働者の雇用形態と年収 ~年収差を生むのは「学歴」か「雇用形態(正規・非正規)」か』 というレポートが紹介されていたので、さっそく同研究所のHPを覗いてみました。 レポートを読もうとしたら、…

波乱の年明け

今月6日の「かんべえ」さんの溜池通信・不規則発言を読んで、 みずほ総合研究所が昨年12月22日に、 『みずほ総研のとんでも予想2016年』というレポートを 公表していることを知りました。 レポートによると、10項目の「とんでも予想」のうち、 ま…

長生きと「複雑な心境」

明治安田生活福祉研究所が、2015年3月、全国の40~69歳の男女10,351人を対象に、「セカンドライフの生活設計」をテーマとする調査を実施したとのことで、その結果が、同研究所のHPで公表されています。 調査では、セカンドライフに向けた家…

アニマルスピリットを見せて!

孫娘は、今日で4歳と6か月になりました。 これまで元気で育ってくれたことに感謝したいと思います。 もう私とは、ほとんど対等に会話ができるほど成長した孫娘ですが、 時折、親指を口に入れておしゃぶりをする癖は赤ちゃんのままです…。 さて、今月18日…

恒産なきものは

雇用者報酬が増えても、それに伴って個人消費が増えなければ 経済は好循環せず、GDPは停滞してしまいます。 でも、どうして所得が増えても消費拡大に結び付かないのか? こんな素朴な疑問に、 第一生命経済研究所の熊野英生さんの経済レポートが答えてく…

悩みは尽きない

参議院調査室の作成資料「経済のプリズム」の最新号を読みました。『人口減少による消滅可能都市の衝撃』というタイトルで、 その内容は、加藤和久・明治大学教授の講演録とレジュメで構成されていました。講演録が勉強になったのはもちろんのことですが、 …

格差と経済成長を考える

国立国会図書館発刊の立法調査資料「レファレンス」No.769に掲載された 『格差と経済成長の関係についてどう考えるか』というレポートが大変勉強になりました。 いつものように、この日記をメモ代わりにして、レポートの要点を書き残しておきます。 ・…