しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

Web記事

母の「最後の教育」

今日の東京株式市場で、日経平均株価が史上最高値を更新しました。終値は前日比836円(2%)高い3万9098円、バブル期の1989年12月29日につけたこれまでの最高値(3万8915円)を上回り、初めて3万9000円台にのせました。日経新聞電子版に書かれていたこの記事…

考える前に感じる

昨日の日経新聞電子版に、「失敗の本質」などの著者がある経営学の泰斗、野中郁次郎・一橋大名誉教授へのインタビュー記事が掲載されていました。そこには、次のような示唆に富む、印象深い発言がありました。 Q 企業にとって「失われた30年」の真因はど…

マイナカードの「真の問題」を考える

今日の日経新聞電子版「知っ得・お金のトリセツ」に、「マイナ保険証、真の問題は「誤ひも付け」ではない」というタイトルの記事が掲載されていました。 私が通院する泌尿器科病院と耳鼻咽喉科病院、これらに付随する薬局には、窓口の見やすい位置にマイナカ…

セレンディピティーの女神

今月25日に配信された日経電子版のニュースレター「Editor's Choice 編集局長が振り返る今週の5本」を読んで、「セレンディッポの三人の王子」という物語と、「セレンディピティー(Serendipity)」という言葉を初めて知りました。 この言葉の意味すると…

VUCAの時代

昨日、高校時代からの友人が、実家の竹林で採ったタケノコを届けてくれました。我が家は皆、タケノコが大好物‥。タケノコご飯や天ぷらなどにして、その美味を堪能したいと思います。友人は、いつもなにがしら届けてくれるのに、私には何もお返しするものがあ…

「ウクライナ情勢」を学ぶ

ウクライナ情勢が緊迫しています‥‥。今日配信された日経電子版のメールサービス、【Editor's Choice】「編集局長が振り返る今週の5本」には、次のようなことが書かれていました。少し長くなりますが引用させていただきます。 『「検察官」「死せる魂」など…

自信過剰にこそ危うさが

日経電子版のメールサービス【Editor's Choice】、「編集局長が振り返る今週の5本」を読んで、米リスク調査会社のユーラシア・グループが、今年の世界の10大リスクのトップに挙げた、「ゼロコロナ政策の失敗」の意味するところが、少し理解できたような気…

内部留保を動かす

吉野彰・旭化成名誉フェローがノーベル化学賞を受賞されたことを受けて、今日の日経新聞電子版に、『動くか463兆円~ノーベル賞、企業に迫る研究投資』というタイトルで、次のようなことが書かれていました。 『吉野彰・旭化成名誉フェローのノーベル賞受…

驚異的な数字に驚く

アマゾンの有料会員が世界で1億人を突破したとの記事が、今日の日経新聞電子版に、次のような内容で掲載されていました。 『米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は 18日に公表した株主宛ての書簡の中で、 配送料免除などの特…

グローバル化と資本主義の未来

昨日12日に、朝日新聞デジタル版に掲載された『(平成経済)第1部・グローバル化と危機:3 企業の利益、給与に回らず』という記事を読んで、いろいろと考えることがありました。まず、記事の冒頭は次のような文章から始まります。 『アベノミクスによる円…

「自己責任」という言葉の重み

今月2日の朝日新聞デジタル版に、 『民進党、増税で勝てるのか』というタイトルで、 井手英策・慶応大学教授へのインタビュー記事が掲載されていました。 記事によると、 民進党の新代表に決まった前原誠司氏が掲げる 「ALL for ALL」を ブレーンとして考え…

「真の保守とは何か」を学ぶ

昨日10日に民進党から離党した 長島昭久衆議院議員の声明文をWeb記事で読みました。 そのなかで長島議員は、「真の保守」について次のように語られていました。 ・「真の保守」とは何か。 それは、わが国の歴史と伝統を貫く「寛容の精神」だと思います。 …

「そんたく」という言葉

今日5日の朝日新聞デジタル版・「ニュースQ3」に、 『注目集める「忖度」、霞が関では当たり前?』という、 次のような冒頭の出だしの文章で始まる記事が掲載されていました。 『学校法人「森友学園」(大阪市)はなぜ、国有地を格安で入手できたのか。 学…

心配性と悩み性

昨日は「悲しみ」と「哀しみ」について書きました。 今日は「心配性」と「悩み性」について書くことにします。 一昨日11日の日経新聞電子版「週末スキルアップ塾」で、 世界で最も権威のあるフランスのチョコレート品評会「C.C.C.コンクール」で 6年連…

ためられる人

今月4日の日経新聞電子版「週末スキルアップ塾」は、 『「ためられる人」になるための90日間プログラム』というタイトルの記事でした。 どうやら、90日間プログラムを始める前には、 「ためられる人」になるための「5つの心得」を覚えおく必要があるよ…

現状追認の無限ループ

今月19日の朝日新聞デジタル版「政治断簡」に掲載された 『嗤われたら笑い返せ』というコラムの中に、 政治学者・丸山真男の言葉を引用した、次のような記述がありました。 『嗤われるのは、数の力という「現実」に抗し、理念や理想を語る者。 所与の現実…

元帥と青春という詩、そして戦後日本

サミュエル・ウルマンの「青春」という詩と、 GHQ最高司令官、ダグラス・マッカーサー元帥には、とても深い関係があることを、 今月13日付け「YOMIURI ONLINE」の「名言巡礼」を読んで知りました。 記事によると、ダグラス・マッカーサー元帥が、 敗戦…

反省は長続きするかな?

今日で11月も終わり。 月日が経つのは早いもので、今年も残り一月となりました。 さて、今日30日の日経新聞電子版「出世ナビ」に、 『気づいてる?「なぜか嫌われる人」の5つの話し方』 という記事が掲載されていました。 ズバリ、その5つの話し方とは…

理解し合うことの難しさ

今日23日は、「勤労感謝の日」です。 「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日」で 国民の祝日だというのに、こんな有難い日に私は出勤でした。(トホホ……) さて、昨日22日は「いい夫婦の日」でした。 昨日の「デジタル毎日」には、ビデオリ…

11文字に込められた思い

今月25日にNHK解説委員室「時論公論」に掲載された 『若者に広がる過労自殺~命より大切な仕事はない』 というタイトルの解説記事を読んで、深く考えるところがありました。 記事によると、仕事に不慣れな若い人たちが 過労自殺に追い込まれるケースが…

思い出と戦わない

岡本全勝・福島復興再生総局事務局長のHPに、 今月18日の朝日新聞デジタル版「耕論」に掲載された 『第二の人生の歩き方』というタイトルの記事が紹介されていたので、 私もさっそく読んでみました。 岡本局長は、いつも良質の記事を紹介してくださるの…

比大統領のトラウマ

フィリピンのドゥテルテ大統領が、 「米国嫌い」とも見られる発言を繰り返す理由が、 今日25日の朝日新聞デジタル版の次のような記事を読んで、 ようやく理解できました。 どうやら、学生時代に学んだ反帝国主義の思想と、 14年前に起きた「メイリン事件…

働き方は本当に変えられる?

岡本全勝・福島復興再生総局事務局長のHPに、 今月11日付けYOMIYURI ONLINEの 『働き方改革、ドイツに学ぶ点はここだ』という記事が引用されていたので、 私もさっそく読んでみることにしました。 記事の執筆者は、在独ジャーナリストの熊谷徹さんです。…

「3分の2」と「3分の1」

岡本全勝・福島復興再生総局事務局長のHPに、 朝日新聞デジタル版「耕論」の『若者の与党びいき』 という記事が紹介されていたので、私もさっそく読んでみました。 記事を読んで少なからぬ衝撃を受けたのは、 山田昌弘・中央大学文学部教授の次のような解…

家計簿のイメージ

今日の日経新聞電子版に、 『家計簿は未来を明るくする~ネガティブイメージ間違い』 という記事が掲載されていました。 そこには、次のようなことが書かれていました。 『最初にまずマネーハックしてみたいのは家計簿のイメージです。 おそらく、ほとんどの…

等身大の姿が見えない

今月16日の朝日新聞デジタル版「社説余滴」に掲載された 国際社説担当の箱田哲也さんの『北朝鮮崩壊論と崩壊期待論』という記事が 大変勉強になりました。 北朝鮮高官の粛清情報やエリート層の脱北を背景に、 またぞろ韓国発の「北朝鮮崩壊論」が頭をもた…

転ばぬ先の杖

今月20日の日経新聞電子版に掲載された 『サラリーマン~「定年ホームレス」の落とし穴』という記事を 切実な思いで読みました。 記事では、シニア層の人材派遣を手掛ける某社長さんのお話として、 『「昔取った杵柄で」という熱い思いが かえって第2の人…

立ち止まって考える

今日は、久しぶりに町立図書館に本を借りに行きました。 というのも、今読んでいる『菜の花の沖(1)』(司馬遼太郎著:文春文庫)を もうすぐ読了しそうなのです。 第2巻以降をどうするか「立ち止まって考えた」ところ、 購入すると本の置き場所に困ることや…

非対称な戦争の時代

Kちゃん、久しぶりのコメントをありがとうございます。 ご指摘のとおり、昨日の「汚名挽回」の使い方は間違っていますよね…。(反省) いずれにしても、ICTの日進月歩の世界には、 還暦青年(?)はついていくことができません。(笑) さて、ここからはいつも…

健康とお金の共通点

今月8日付け日経新聞電子版「定年楽園の扉」の 『老後の二大不安~健康とお金の共通点』という記事がとても参考になりました。 経済コラムニストの大江英樹さんは、 誰もが考える老後の不安に「健康」と「お金」という 2つの大きな問題があるけれども、 び…