夕食の片づけをしなからチューリップの歌を聴いていました。
「サボテンの花」を聴いて、ふと浪人時代のことを思い出しました。
私は京都で一年間浪人時代を過ごしました。
昭和49年4月から昭和50年3月のことです。
この年は、NSPの「夕暮れ時はさびしそう」や中村雅俊の「ふれあい」、
グレープの「精霊流し」などが流行ったと記憶しています。
これらの曲は、親元を離れて浪人生活を送っている者にとって
心にぐっと響く曲でした。ほんと、さびしかったなあ〜。
チューリップの「サボテンの花」は、
昭和50年の年初に流行っていたと思いますが、
京都の予備校の寮を引き払って東京へと旅立つ時に、
部屋に最後に鍵をかけた時の記憶と
この「サボテンの花」にでてくる歌詞とが
妙にオーバーラップして、今でもその時の自分の姿が鮮やかに蘇ってきます。
浪人時代が辛く厳しいかったのは、
受験勉強と失恋が重なったこともあります。
その頃の出来事は、また日を改めて詳しく書いてみたいと思います。
結構ドラマチックなんですよ‥‥。