しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

失われた20年?

最近、ほとんどテレビを観なくなってしまいました。
私の場合、平日の起床は午前5時40分、寝床に入るのは概ね午後10時。
一日のうちで定期的にテレビを観るのは、朝のNHKの「まちかど情報室」と
夜のNHKの「ニュースウォッチ9」ぐらいではないでしょうか。
不定期には、プロ野球ラグビーなどのスポーツ番組かNHKスペシャル。
土日には、録画しておいた「カンブリア宮殿」と「100分de名著」を
観るのが楽しみのひとつです。

いつものように録画しておいた「」カンブリア宮殿」を観ながら
不思議に思ったことがあります。
この番組には、
素晴らしい経営哲学や業績を持たれた経済人の方々が登場し、
その方々のお話を聴いていつも感心されられるのですが、
こんなにも立派な経営者や企業が日本には多く存在するのに、
バブル崩壊後、なぜ日本は「失われた20年」から脱却できないのでしょうか?

現在の日本の企業は、
長期化するデフレの下、円高で苦しんでいますが、
一企業の経営努力だけではどうすることもできないのでしょうか?
経済全体が均衡縮小に陥り、賃金や雇用も低迷が続く中、
この泥沼から脱却するための処方箋はないのでしょうか?
政府や日銀の対策は今のままでいいのでしょうか?

一地方公務員の私には、こうしたことを考えるだけで
どうすることもできないのが悲しいのですが、
せめて「国を支えて国に頼らず」の気持ちだけは、
幾つになっても持ち続けたいと思っています。