雪斎先生が久々にブログを書かれました。
11月10日は「農産品の競争力」というテーマでした。
TPP論議について、次のように書かれています。
『反対派は、中長期的に「勝てる産業」を
養成するための構想を何ら示していない。
だが、推進派は、短期的に影響のショックを
低減する方策を全然示していない。
どちらも「論じ方」が安直なのである。』
う〜ん、相変わらず鋭い御指摘。
ところで、野田総理がTPP交渉参加の決断を
一日伸ばしたことは、どのように評価すればよいのでしょうか?
雪斎先生は、
『どのような判断を下すにせよ、
「迷っている」という印象を与えるのは、政治上の「下策」である。
この一日の「逡巡」が、
もしかしたら野田の政権運営を失速させることになるかもしれない。』と書かれています。
う〜ん、「政治とはそういうものなのか」と思わず納得。