NHKの「100分de名著」を、
テレビとテキストで楽しむのが、私のお気に入りの一つです。
12月の「100分de名著」は、
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」でしたが、
テレビの最終回は大変内容がよかったと思います。
番組内容をNHKオンラインから拝借すると、
『現代の日本に賢治が生きていたら
幸いへの道筋、どう語るだろうか。
賢治の世界をみつめ続けてきた鎌田東二さんは言う。
「歌え、踊れ、そして笑え」。
農民に文化や芸術を教えた賢治は、
体の底からあふれてくる感情こそ大切だと考えていた。
一方、パルバースさんは、
「銀河鉄道の夜」に描かれたどこまでも行けるジョバンニの切符は、
すべての人の心の中にあるという。
賢治が教えてくれるもっとも大切な精神は「自由」であると。』
私も「緑のキップ」をポケットに入れて、
これからの人生を生きていきたいものです。
宇宙の一員として……。
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』 2011年12月 (NHK100分de名著)
- 作者: ロジャー・パルバース
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: ムック
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