日経新聞では、「C世代駆ける」を連載中です。
『「ジネレーションC(C世代)」はここ数年、米国で使われ始めた言葉だ。
年齢は限定しないが基本的に若者。
Cは、Computer(パソコン)、Connected(接続)、
Community(共同体)、Change(変化)、
Create(創造)などを意味する。
人によってはContent(コンテンツ)、
Communication(コミュニケーション)、Collaboration(協力)、
Contribute(貢献)、Casual(四角ばらない)の意味を込めて使う。
並べてみると、語呂合わせを超え一つのイメージが浮かび上がる。
〜(中略)〜
インターネットと携帯情報端末の普及で若者は再びつながり、
街に出始めた。それがX世代より一回り以上若いC世代だ。
オープンでフラットな関係を好み、コンテンツを発信し、
情報を共有し、政治や企業に透明性を求める。
〜(中略)〜
今40歳を迎えつつある団塊ジュニアと、
それ以降の人々は、右肩上がりの時代をほぼ知らない。
自分たちで何とかするしかない、という覚悟はバブル世代より強い。
欧米より先に長い停滞に入った日本は、
現時点で課題先進国としての先頭ランナーでもある。
足もとの問題に解決策を見つけることが、
そのまま世界を先導するグローバルな行為になる。』
就職難に直面する若者など、その環境を取り巻く厳しさに
閉塞感が漂うばかりでしたが、
この記事を読んで、未来に少し希望が持てるような前向きな気持ちになりました。
私を含めた向老世代は、
現時点での課題を少しでも解決するとともに、
負の遺産を次の世代へ残さないようにしなければなりません。
そうすればきっと今の若い人たちが、
課題を見事に解決し、世界の先頭を走っているに違いありません。