しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

新年度がスタート

今日から、平成24年度がスタートしました。

私自身も新しい所属先での勤務が始まりました。
何回異動を経験しても、新年度初日は辞令交付式などがあり、とても緊張します。

さて、今日の日経新聞には、
サントリーの新聞広告に伊集院静さんのエッセイが掲載されていました。
新社会人へのエールというべきエッセイで、題名は「落ちるリンゴを待つな」です。

ちょっとそのエッセンスを、次のとおり引用させていただきます。
『新社会人おめでとう。
 君は今どんな職場で出発の日を迎えただろうか。
 それがどんな仕事であれ、そこは君の人生の出発点になる。
 仕事とは何だろうか。君が生きている証が仕事だと私は思う。
  〜(中略)〜
 君はリンゴの実がなる木を見たことがあるか。
 リンゴ園の老人が言うには、
 一番リンゴらしい時に木から取ってやるのが、大切なことだ。
 落ちてからではリンゴではなくなるそうだ。それは仕事にも置きかえられる。
 落ちるリンゴを待っていてはダメだ。木に登ってリンゴを取りに行こう。』

伊集院さんが書くと、どうして文章に「センス」や「重み」がでてくるのでしょうか?
カッコよすぎますよね。

新社会人になられた方は、これから多くの困難に出会うと思いますが、
3年間はぐっと我慢して仕事に真摯に向き合ってみてください。
きっと、あなたを応援してくれる人が現れ、仕事も面白くなると思います。

「徳は孤ならず、必ず隣あり。」
新社会人になられた方の、今後ますますの御活躍をお祈りします。