今日の日経新聞の生活面は、
「遠く離れてもつながる心 お手軽ネットで老親を見守る」でした。
記事では、次のようなケースを紹介しています。
『群馬県で一人暮らしをしている杉村孝子さん(仮名、84)と、
2人の息子の家族は、リビングに置かれた写真立てでいつも結ばれている。
長男が2年前に贈った「通信機能付きデジタルフォトフレーム」だ。
写真立ては息子家族がパソコンや携帯電話からメールで送ったデジタルカメラの写真を、
スライドで次々表示していく。
新しい記念写真などに気づいた時、杉村さんは息子たちに電話をかける。』
実は、我が家のダイニングにもデジタルフォトフレームが置かれています。
孫娘が生まれてから娘が用意してくれたもので、
経費はといえば、当然のように、私の妻がその通信料を負担しています。
娘は孫娘の写真を時々思い出したように送ってくれますが、
ただ、記事とは違って、娘は電車と徒歩で約30分の近くに住んでいて、
会おうと思えばすぐ会えるのですが……。
それでも、おじいバカ・おばあバカの二人にとっては、、
孫娘の写真が次々と表示されていくのを見るのは楽しくて飽きないものです。
記事では、離れて住む老親の暮らしぶりに心配が尽きないため、
インターネットを上手に活用して、
安心を得る遠距離親子が広がっていることが書かれていました。
なるほど、デジタルフォトの本来の使い方は、
そうしたケースが多いのかもしれません。
他にも、スカイプやミクシィなどのSNSを利用して
「つながり」を保つ方法があるみたいです。
「高齢者はデジタル機器が不得意」という思い込みは禁物で、
積極的にネットを使いこなす80代の方もいるそうです。
情報リテラシーを今からでも身につけておく必要性を
今日の記事を読んで実感した次第です。