今日は久しぶりにユー・チューブで
北原謙二さんの「ふるさとのはなしをしよう」を聴きました。
この曲を聴くと、いつも母の故郷である伊予市双海町のことを思い出します。
子どもの頃、汽車の窓から見た干しエビのピンクの絨毯、
母と渚で拾った貝殻、陸揚げされるイワシ、
瀬戸内海に沈んでいく真っ赤な夕日、などなど……
子どもの頃の数々の想い出が走馬灯のように甦ります。
実は、そうした内容の随想を、昭和６２年当時に、
財団法人愛媛県市町村振興協会が発行する「市町村えひめ」に投稿したことがあります。
今、その雑誌が手元にないのが残念ですが、
当時の双海町の発展を願い、
いつまでも母のようにあたたかく迎えてくれる「ふるさと」であってほしいと
随想の最後の締めくくりで書いたことを覚えています。
その双海町は、現在、伊予市と合併して伊予市双海町になっていますが、
地域活性化に取り組む人々の姿勢は当時と変わりなく、
様々の人や機関の協力を得て、各種のイベント等が企画実行されています。
そういえば、母方の先祖の墓参りにしばらく行っていません。
母の１７回忌の法事が無事済んだことを報告に行かないと……。
