しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「終活」のスタート

エンディングノートのすすめ」(本田桂子著:講談社現代新書)を読了しました。

以前、この日記に、
コクヨの「もしもの時に役立つノート」を購入し、
少しずつノートを埋めていく思いを書いたところですが、
この本は、立ち寄った本屋で、そのタイトルが目に付いて購入しました。

アマゾンの商品紹介では、この本は次のように紹介されています。
『著者の本田氏は、エンディングノートを書くことによって、
 次のようないいことがある、と述べています。
 1 万一のことがあったときに、自分も家族も助かる
 2 将来に備えることで「いま」を安心して過ごせる
 3 書くことで頭の中が整理できる
 4 「終活」をスタートするきっかけになる
 5 相続など、話しにくい問題について家族とコミュニケーションをとりやすくなる
 6 高齢期のマネープランをたてられる
 7 自分史をまとめられる、家族へのプレゼントになる』

この本は、とても読みやすい本で、
通勤電車の行き帰りの時間を利用しながら、3日間ほどで読み終えました。
私がこの本を読んで印象に残ったのは、
商品紹介にもある「終活」という言葉です。

「就活」や「婚活」などに引っ掛けて「終活」とは、
なるほどうまくネーミングしたものだと感心しました。
確かに「終活」をスタートするきっかけに、この本はなったと思います。
人生には「就活」や「婚活」だけでなく、
終活」という大切な「活動」が必要なのかもしれません。

終活」という言葉には抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、
エンディングノートは、高齢期に備えるという目的以外に、
書く人の年齢を問わず、
日常生活の備忘録として活用できるのが大きな特徴のようです。

エンディングノートのすすめ (講談社現代新書)

エンディングノートのすすめ (講談社現代新書)