なんだか、「連想ゲーム」みたいになってきました。
昨日のこの日記で、「万年ルーキーの悲哀」と題して、
新規採用職員の抑制が、様々な問題を生む危険性について書きましたが、
今日の日経新聞「経済教室」では、
関西学院大学の林宜嗣先生が、「地方行政、守備範囲見直せ」という記事で、
次のようなことを指摘されていました。
『〜(中略)〜
現状の財政健全化への取り組みの多くは過去のツケの返済だ。
しかも、歳出削減はどちらかといえば、カットしやすいところ、
つまり住民サービスに直接的かつ短期的には影響を及ぼさない分野に偏る傾向がある。
部門別職員数の変化をみると、
合併で職員配置を増やすことが可能になった市町村の商工部門を除けば、
議会事務局、職員研修所、企画開発部門の職員数が大きく減少している。
こうした部門の職員削減は行政水準に短期的に影響することはないかもしれない。
しかし、自治体における政策形成能力の低下は中長期的に地域力を弱め、
財政力の低下がさらに地域力を弱めるという「負の連鎖」を招きかねない。』
林先生の本来の論調は、
「財政を再生させるには、行政の守備範囲の見直しが不可欠だ」というもので、
行政の効率化を進める必要性を強調されているのですが、
昨日の私の日記に無理やり関連付けて、記事の一部を紹介させていただきました。
特に、
・自治体における政策形成能力の低下は中長期的に地域力を弱める。
・自治体には新たなガバナンス(統治)とマネジメントシステムが必要だ。
という林先生のご指摘は、
真摯に受け止める必要があることを実感した次第です。
ところで、今日は飲み会でした。
ほろ酔い気分で、なんとかパソコンに向かっている状態で、
何のことを書いているのか自分でも支離滅裂です。