昨日の続きです。
今日は、昨日の広告記事の中の「外国人の証言」から……。
1549年、
キリスト教布教のために日本にやってきたフランシスコ・ザビエルが本国に送った手紙
『この国の人々は今までに発見された国民の中で最高であり、
日本人より優れている人々は異教徒の間では見つけられない。
彼らは親しみやすく、一般に善良で、悪意がない。
驚くほど名誉心の強い人々で、他の何ものよりも名誉を重んじる。
大部分の人々は貧しいが、武士も、そういう人々も貧しいことを不名誉とは思わない…』
フランスの詩人ポール・クローデルは
1921〜27年まで駐日大使を務めたが、
第二次大戦で日本の敗色が色濃くなった1934年、パリで言った。
『日本は貧しい。しかし、高貴だ。
世界でどうしても生き残ってほしい民族をあげるとしたら、それは日本人だ。』
翻って今の日本は、
貧しさからは解放されたかもしれませんが、
どうやら「名誉心」や「高貴さ」を、どこかに置き去りにしてきたのかもしれません。
広告記事は、最後を次のように結んでいます。
『富国有徳への道は一己より始まることを、私たちは忘れてはならない。』
話は変わりますが、
今日はお休みをもらって、人間ドッグに行ってきました。
相変わらず胆のうには「無言の石」がいっぱいです。
そして、2年続けて眼底検査で動脈硬化を指摘され、
脳神経外科を受診することを勧められました。
この歳にもなると、身体は「要治療」だらけです。