昨日の日経新聞「日曜に考える」では、
国境問題を研究する中京大学の古川浩司教授が、
「どの国もナショナリズムが高まっています。」という問に対して、
次のように答えられています。
『日本人は現代史を習わずにきた人が多くて歴史問題をわかっていない。
「日本は間違っている」といわれて日本的な心情から
「そういう考えもあるかな」と答えるから向こうも「それみろ」となる。』
歴史問題をわかっていない日本人の一人に、私も含まれていると思っています。
そしてその反省から、今、現代史に関する本を読んている最中です。
やはり若い時によく勉強しておくべきでした。
いっその事、中学・高校で習う歴史は、
バブル崩壊後の日本から、順に歴史をさかのぼっていくという授業ではどうでしょう?
「今」の日本を理解するために、その要因を「過去」に求めていくスタイルです。
そうすれば、時間切れで現代史を習わずに終わることもなくなるかもしれませんよね。
最後は、無事に日本神話にたどりつくのかもしれませんが……?。