昨日のこの日記で、
「山中伸弥京大教授のノーベル賞受賞が期待されている」と書いた直後に、
その受賞の速報ニュースが飛び込んできました。
あまりのタイミングのよさに正直びっくりしました。
本当におめでたいことで、同じ日本人として誇りに思います。
今朝の新聞を読んでいると、
山中教授には、次のとおり座右の銘が二つあるそうです。
『一つは米留学時に研究所長から教わった「ビジョン・アンド・ハードワーク」。
目的をはっきり持ち、一生懸命働くこと。
もう一つは「人間(じんかん)万事塞翁が馬」。
整形外科医を志したが基礎研究者に転向。
またうまくいかず、臨床医に戻ろうとしたことなど自身の体験に基づく。』
この記事を読んで、山中教授以外に、
「人間万事塞翁が馬」を座右の銘にしているお二人の方を思い出しました。
2010年に「カンブリア宮殿」に出演された
サッカー日本代表の岡田武史元監督と
ベルリッツコーポレーションの内永ゆか子CEOです。
(記憶違いでしたらゴメンナサイ)
それぞれに並々ならぬ努力をなさった方であり、
「塞翁が馬」という中国の故事にも、おのずから「風格」というものが生じてきます。
転じて、あなたの座右の銘は?…と聞かれると……。
う〜ん、好きな言葉や名言はたくさんあるのですが……。
例えば、「知行合一」や「在素知贅(ざいそちぜい)」、
「人間関係を耕作するのに謙虚にまさるこやしはない」などなど……。
やはり、私のような出来の悪い人間が用いると、
せっかくの言葉や名言が軽く聞こえてしまいそうです。
ただ、こうした言葉や名言を励みに、
自らを少しでも高めていこうとする姿勢はいつまでも失いたくないものです。