今日から秋祭りです。
遠くの方から、提灯行列で子どもたちが吹く笛の音が聞こえてします。
我が家では、一年ぶりに家紋入りの提灯を出して、ろうそくを灯しました。
愛媛県の秋祭りは、西条市のだんじりや新居浜市の太鼓台が有名ですが、
こちらの方では、15日に子供みこしが、お義理程度?に町内を回ります。
私が子どもの頃は、町内の夫婦橋という橋の真ん中で、けんか神輿があり、
大勢の見物客で賑わっていたのを記憶しています。。
今は大人神輿を見ることもなくなりましたが、神輿の担ぎ手がいないのだと思います。
そういえば、秋祭りには、母がお寿司をよく作ってくれました。
この季節になると、母の味が懐かしく思い出されまが、
一方で季節感がだんだんと失われているのも寂しい気がします。
ところで、家紋といえば、
我が家の家紋は「丸に三つ柏」です。
父の話によると、
私の曾祖父は神社の神主をしていたそうで、曾祖父の御墓には「訓導」と書かれています。
今でも我が家には、神式の古びた位牌が残っています。
私が亡くなった後には、どのように引き継がれていくのでしょう?
ちょっと心配です。