こちらは、昨日から断続的に雨が降り続きました。
梅雨に入ってから、
これほどまとまった雨が降ったのは、初めてのような気がします。
この雨のおかげで、松山市の石手川ダムの貯水率は、
昨日の朝の段階では、約75%しかなかったのに、同日の夕方には、約90%まで回復しました。
今月15日から実施されていた
上水道や農業用水などの取水制限も解除されることになりました。
大雨による目立った被害もなく、まさに「恵みの雨」でした。
ただ、安心はできません。
たった2日ほどの雨で貯水量が満杯になるということは、
それだけ石手川ダムの容量が小さいということの裏返しです、
また、もう一つの水源である地下水位が、今後どれだけ回復するのか気懸りです。
さて、今日は、二十四節気の「夏至」です。
子どもの頃から、二十四節気の中でも、
「春分」と「秋分」、「夏至」と「冬至」だけは、その意味が理解できていたと思います。
それでも、いつものように「こよみのページ」で確認すると、
次のように解説されていました。
『一年中で一番昼が長い時期であるが、
日本の大部分は梅雨の時期であり、あまり実感されない。
花しょうぶや紫陽花などの雨の似合う花が咲く季節である。』
この解説のとおり、
梅雨空の中、昼が一番長いことを実感できない「夏至」となりました。
次の二十四節気は「小暑」。蝉が鳴く日も、あっという間に来そうな気がします。