しばらく東京五輪の新聞記事を楽しめそうです。
今日は、休刊明けということもあって、盛りだくさんの記事が掲載されていました。
そんな記事の中でも、私は次のような論調にめっぽう弱いのです。
それは、今日の日経新聞の一面に掲載されていた
「東京五輪再び〜㊤しなやかな社会へ歩みを」の一節です。
『半世紀を経て、わたしたちはいま再び東京五輪開催の栄誉をつかんだ。
勝因は、日本という国への絶大な信頼感であるに違いない。
この国では列車はダイヤと寸分たがわず動く。
治安が良く、街並みは清潔で、人は穏やかだ。
衣食住を心地よくするさまざまな工夫は外国人を驚かせる。
いざというときの結束力もすごい。
こういう安全・安心・快適を社会のすみずみで下支えしているのは、
紛れもなく「日本国民の叡智と努力」である。
半世紀前と同じく、名もなき無数の日本人なのだ。
〜(略)〜
もとより少子高齢化が進むなかでの祭典だ。
震災復興と原子力災害の克服を世界に注視されながらの7年でもある。
半世紀前とはまるで勝手が違うけれど、
受け継いできた日本の美点に新たな価値観を織り込んで、新・東京五輪へと歩もう。
聖火がともるのは2020年7月24日。その日に向けて、わたしたちの旅が始まった。』
「安全・安心・快適を社会のすみずみで下支えしているのは
名もなき無数の日本人」という言葉には、とても惹かれるものがあります。
やっぱり「幹を支える根は見えない」ものなんですよね。
ところで、もう既に開会式の日は決まっているのでしょうか?
7月24日だと、まだ梅雨が明けていないかもしれないし……、
それに加え、今年と同じように猛暑だったらどうしよう…?
今からあれやこれやと心配してしまいます。