しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

報連相の大切さ

日経電子版の保存記事ランキングの第1位に、
『できない上司にイライラ…ドラッカー提案の解決策は』という記事が入っていたので、
さっそく読んでみることにしました。

すると、ドラッガーの名言がたくさん紹介されていました。
名言に出会えたので、読んでよかったです。

「現実は企業ドラマとは違う。
 部下が無能な上司を倒し、乗り越えて地位を得るなどということは起こらない。
 上司が昇進できなければ、部下はその上司の後ろで立ち往生するだけである。」
(『プロフェッショナルの原点』)

「上司をマネジメントする。
 彼らの成果を上げることが部下の成果のカギを握る」(『プロフェッショナルの原点』)

「上司と部下の距離は一定である」(『ドラッカー 365の金言』)

「上司も人である。人であれば強みとともに弱みをもつ。
 上司の強みを強調し、上司が得意なことを行えるようにすることによってのみ、
 部下たる者も成果をあげることができる」(『経営者の条件』)

「不意打ちから上司を守ること、喜ばしい不意打ちからも上司を守ることが、
 部下たる者の仕事である。
 自らに責任のあることについて不意打ちにあわされることは、
 傷つけられ、恥をかかされることである」(『仕事の哲学』)

「困ったことには、上司をマネジメントできることを知っている者があまりいない。
 上司についてこぼしはしても、彼らをマネジメントしようと試みる者はさらにいない。
 しかし、上司のマネジメントはかなり容易である。
 部下のマネジメントよりもはるかに容易である」(『プロフェッショナルの原点』)

この記事を書かれた臨床心理士の尾崎健一さんは、
上司に「的確な情報提供とマネジメント」を望むならば、
上司への「的確な報連相」を心がけたいと述べられています。

報連相」とは、報告・連絡・相談のことです。
思い起こせば、新採職員のころ、上司からよくこの言葉を聞かされました。
仕事の進めていくうえで大切なことは、いつの時代も変わらないのかもしれません。