しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

新聞の楽しみ方

新聞を読む楽しみ方の一つに、「片言隻句」を見つける楽しみがあります。
私の場合、それは記事下の新刊書の広告欄で見つけることが多いです。

今日の日経新聞にも、
東大医学部緊急医学分野の先生が書かれた
『おかげさまで生きる』(幻冬舎)という本の広告が掲載されていて、
その中に、次のような心惹かれる言葉を見つけることができました。

 ・人生は、寿命があるからこそ素晴らしい。
  限られた時間をいかに過ごすかが大事。

 ・生きることとは死ぬこと。
  あるがままの自分を受け入れ、「すべては学びである」と知る。

 ・人生は、生きた年数で判断されるべきものではない。
  死から逃げない、目をそらさない。

 ・反省すれども後悔せず。

 ・私たちがあの世に持っていけるのは、様々な経験から得た記憶だけ。

 ・人生はギブ・アンド・ギブ。
  惜しむなく与え続けると、全く別のところからギフトが届く。

 ・目には見えないものには敏感に。
  世の中のせわしなさには鈍感に。

 ・国を愛する気持は、歴史を正しく学び、
  互いを思いやることから生まれる。
  
 ・あいさつは思いやりの作法であり、お互いの生存確認である。

赤字にした言葉が、特に気に入っています。
「反省すれども後悔せず」なんかいいですよね〜。

ただ、これが本の購買に直接結びつくことは滅多にありません。(ゴメンナサイ)
やはり、日曜日の書評欄にはかなわないと思います。

あ、そうそう…。
今日の『シニア記者がつくるこころのページ』にも、
安斎育郎さんの重みのある名言がありました。

 ・思い込みと欲徳が目を曇らせる
 ・理不尽は手を替え、品を替えて現れてくる。

………心したいと思います。