今日(1日)の日経新聞「春秋」を読んで、また一つ勉強になりました。
8月1日は、八月朔日を略して「八朔」(はっさく)と呼ばれそうです。
朔日(ついたち)というのは旧暦で月の初めの日を指しているとのことで、
コラムでは、次のような解説が続きます。
『伝統的な日本の年中行事の世界では大切な日だった。
いまの暦なら9月の前半にあたり、当時は早稲(わせ)が実るころ。
その年で初めて稲穂を刈り入れる日とされ、
その初穂を神様にささげたり、親しい人やお世話になった人に贈ったりする習慣が、
まず農村で根付いたらしい。
やがて武家や商家にも、贈答の習わしが広がった。』
う〜ん、この歳になっても、知らないことがいかに多いことか……。
「八朔」と聞くと、私のつたない知識では、
柑橘の一品種ということしか思い浮かびませんでした。
甘酸っぱくて、意外と美味なことが頭にインプットされています。
ひょっとしてこの柑橘は、贈答品として使われてたのかも……?
また、先ほどのコラムでは、
八月朔日に吉原の遊女たちが白無垢を着ている情景を
「八朔(はっさく)の雪」と言うことも紹介されていました。
そういえば柑橘の八朔も、袋は白っぽい上品な色をしていたような気がします。
今日は、とりとめのない雑談の日記でした。