しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「国民性」に思うこと

文科省所管の統計数理研究所が、「日本人の国民性調査」の結果を発表しています。
調査結果のポイントは、同所のHPで次のように簡潔にまとめられていました。

 1 日本人の長所として「礼儀正しい」「親切」が過去最高
 2 もう一度生まれ変われるとしたら日本に
 3 生活水準〜日本を再評価も、自身は「変わらない」が最多
 4 「努力しても報われない」が増加
 5 蔓延する「いらいら」
 6 若年層で「わずらわしさを避けて、平穏無事に」が拡大
 7 再び楽観に転じ始めた将来の見通し

このポイントのなかで、私が注目したのは「2番」と「4番」です。

まず、「2番」については、
もう一度生まれかわるとしたら「日本に生まれてきたい」か、
それとも「よその国に生まれてきたい」かを選んでもらったところ、
「日本に」を選ぶ人は,全体では前回2008年の77%から
今回2013年は83%へと上昇したとのことでした。

私も、もう一度生まれ変わるとしたら、
「日本」で「日本人」として生まれてきたいです。

次に、「4番」については、
自分の目標に向かって努力することについて
「まじめに努力していれば,いつかは必ず報われると思う」か、
それとも「いくら努力しても,全く報われないことが多いと思う」かを尋ねたところ、
「努力しても報われない」という人は、
全体では1988年の17%から2013年には26%へと
10ポイント近く増加しているとのことでした。

こちらは、とても残念な結果でした。
まずは、「努力した人が報われる社会」をつくることがとても大切だと思います。
また、一個人としても、
「持てる力をすべて出したとき、神が現れる」や
「待つこと、そして希望すること」という言葉を糧にして、
日々の努力を継続していきたいものです。