しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

書店の魅力とは

一昨日のこの日記で、

書店で本の背表紙を見る幸福感について書いたところですが、

今日24日の朝日新聞天声人語」は、その「書店の魅力」に関するコラムでした。

 

コラムの次の文章を読むと、「そう、そう」とうなづいている自分がいます。

 

電子書籍の脅威もあり、紙の本の苦境は続く。

 大型店勤務が長い田口久美子さんの『書店不屈宣言』は、きっぱり言う。

 「本はかたちがあってこそ本だ」。紙とインクでできたモノなのだ、と。

 紙の本で育った者として深く賛意を表したい。

 私たちの生活圏の中にある書店こそ、紙の本の「命綱」だという主張にも。

 目当ての本を手に入れるだけの場所ではない。

 書店は、未知の書物との魅惑的な出会いの場でもある。』

 

「命綱」はちょっと大げさなような気もするけれど、

「未知の書物との魅惑的な出会いの場」という表現は、

まさにそのとおりだと思います。

 

そして、これも一昨日のこの日記で、

同じ本の背表紙を見るにしても、

書店と図書館の本は幸福感が違うと書きましたが、

その理由の一端が分かったような気がします。

 

それは、「身銭を切るか、切らないか」の違いでしょうか…。

本の背表紙を眺めるときの「真摯さ」の違いなのかもしれません。

 

さて、書店の次はラグビーW杯の話題です。

昨夜のスコットランド戦で、ジャパンは10対45と完敗しました。

 

前半を終わった時点では、今日もいけるのでは、との期待がありましたが、

後半、パスをカットされて独走トライを奪われて以降、

試合を観戦する気力が失せてしまいました。

 

今回のジャパンは、ミスや反則が多く、自滅したような感じがします。

また、五郎丸選手のキックが、肝心な場面で決まらなかったのも痛かったです。

 

次は、サモア戦です。

今回の敗戦を教訓にして、果敢にベスト8にチャレンジしてほしいです。

今のジャパンなら、それができる実力があると思います。