今日は、私の属する組織にとって、そして私自身にとって、
大きな大きな仕事の一区切りがついた日となりました。
これもひとえに、優秀な部下職員のお蔭だと感謝しています。
そしてなによりも、私にとって有難かったのは、
今年度の組織のトップが、
部下を信用して仕事を任せてくれたことです。
これが昨年度に同じような出来事があったなら、
おそらく、今日ほどうまく物事が運ばなかったように思います。
というのも、昨年度の組織のトップは、
評論家タイプであると同時に、権威的な資質がありました。
あれやこれや資料を要求するのに大事な判断は先送りし、
その一方で、部下がミスをするとヒステリーに激怒したり、
そうでなければネチネチと嫌味を言うという、
上司としては最悪のタイプです。
また、こういうタイプに限って、
世渡り上手で出世するという不条理な事実があります。
これからまだまだ社会人生活が長い方には、
こういうタイプの上司は「敬して遠ざけ」、
逆に、周りの人の支持を得るような人生を歩んでください。
論語には、「徳は孤ならず。必ず隣あり」という言葉があります。
偉そうなことを書きましたが、
以上述べたようなことが最後までできなかった、
私のこれまでの公務員人生でした。(反省)