しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

最後は意欲と努力?

いゃあ~驚きました。

日経新聞電子版で、「スマホで受験勉強に価格破壊」という記事を読んでの感想です。

 

記事によると、

最近では「約1000円でいつでも動画を見放題」をはじめ、

スマホアプリなどを活用した安価で本格的な「オンライン学習塾」が次々に登場し、

使い勝手にこだわった関連サービスも増えているとのことでした。

 

同じく記事によると、

14年度の国内eラーニングの市場は1745億円と

13年度比で15.7%伸びていて、

サービスメニューの多様化でオンライン学習サービスも

一層の成長が見込まれるそうです。

 

私が大学受験で浪人生活を送っていた時代は、

スマホやパソコンは、もちろんありませんでした。

 

毎日、予備校に通って講師の授業を受けたのですが、

そのうち、面白い授業とそうでない授業がはっきりと分かってきて、

後者については、授業をサボることも多くなりました。

 

そんな時には、多額の費用を負担している両親の顔がチラついて、

後ろめたさというか、罪悪感を持ったことを思い出します。

 

その点、先ほどの受験アプリは、

予備校などで生徒の満足度の高い講師の授業が選ばれていて、

しかも、いつでもどこでも見放題というのですから驚きです。

また、親にとっては、教育経費の節約にもつながります。

 

さて、記事を読んだ後、

孫娘の時代には、「受験産業」や「学習産業」の将来は

どのようになっているのかを考えました。

 

娘も年少の頃に、「しまじろう」の「こどもちゃれんじ」などに

取り組んだ時期がありましたが、

その結果、娘に著しい変化があったようには思いません。(苦笑)

 

考えてみると、受験アプリもツールの一つにしか過ぎませんよね。

勉学は、最後はやはり本人の「意欲」と「努力」なのだと思います。