しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

立冬と風邪と

一昨日7日は、二十四節気の「立冬」でした。
立冬の訪れとともに、
いや、本格的な冬が来る前に、早々と風邪を引いてしまいました。

今回の風邪は咳がひどく、昨晩はほとんど眠れなかったので、
今日は大事を取って仕事を休むことにしました。

それにしても、この歳になると、
風邪さえ治りにくくなりました。情けない限りです。

昼間、寝床で横になり、することもなく天井の模様を眺めていると、
十二指腸潰瘍やウィルス性リンパ節炎などで入院した頃を思い出しました。

私はこれまでの公務員生活で、都合5回、入院を経験しました。
短いもので3日、長いもので1ヵ月と20日です。

どの入院も辛いものがありましたが、
お蔭さまで、なんとか今まで働き続けることができました。
面と向かって言ったことはありませんが、
その都度、叱咤激励(?)してくれた妻には感謝しています。

ところで、月刊誌「TOPPOINT」10月号で、
『人生で起こること すべて良きこと』(田坂広志著:PHP研究所)という本が紹介されていました。
そこでは、次のようなことが書かれていました。

『経営者の世界では、次の格言が語られてきた。
 経営者として大成するには「3つの体験」のいずれかを持っていなければならぬ。
 「戦争」か「大病」か「投獄」か
 戦前から語られてきた、この格言が意味するのは、
 経営者として大成するためには「生死の体験」を持たねばならぬということである。』

また、世間でよく言われることに、
一角の人物となるためには、「闘病生活」、「浪人生活」、
そして、「獄中生活」を経験する必要があると聞いたことがあります。

私はこのうち、「闘病生活」と「浪人生活」の経験があります。
どちらも、ほんの少しは辛さを経験したものの、
「死中に活を求める」ほどの経験でないせいか、
未だに自分自身に対する「甘さ」や「弱さ」から抜け出すことができません。

いやはや、失礼しました……。
風邪薬のせいで意識がもうろうとしているせいか、
支離滅裂の文章になってしまいました。
明日に備えて、今日はこのあたりで終わりにします。