モノを必要最小限に減らす「最小限主義者」のことを
「ミニマリスト」と呼ぶそうです。
一昨日22日の日経新聞「キァリアアップ」欄では、
ワニブックスの編集者で「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の著者でもある、
ミニマリスト・佐々木典士さんの実践整理術が紹介されていました。
例えば、仕事の書類の整理術は、次のように…。
『では佐々木さんは仕事でどのような整理術を実践しているのか。
例えば書類。「即ゴミ箱行きが原則で、用が済んだらすぐに捨てる」。
本当に大事な書類はスマートフォンで撮ったり
スキャンしたりしてデジタル保存する。
捨ててしまった書類が万が一必要になったら
「持っている人にコピーさせてもらえばいい」。』
う~む、なるほど…。至極ごもっともなお話です。
ただ、いざ実行に移すとなると、これが意外に難しいと思います。
まず、その書類が本当に用が済んだかどうかの判断が難しい。
デジタル保存の場合は、今度は、どこのフォルダに保存したかどうか分からず、
かえってイライラすることがある。
持っている人にコピーをさせてもらう方法もあるけれど、
あんまり頻繁になると、人格・性格を疑われてしまいそう。
先ほどの記事には、「捨てる」際の注意点は、
「一度にすべて捨てようとしないこと」と書いてありました。
この御指摘は、そのとおりだと思います。
私も、来年3月には定年退職。
そろそろ机の引き出しなど、身の回りの整理を始めなくてはなりません。
今はもう必要ではないけれど、思い出深い書類は、
家に持って帰ろうかなと思っているけれど、
置くスペースを確保するのに苦労しそうです…。
『物への執着を断つのに時間とエネルギーがかかる』
記事には、このようにも書かれていました。けだし、名言だと思います……。