しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

物への執着を断つ

モノを必要最小限に減らす「最小限主義者」のことを

ミニマリスト」と呼ぶそうです。

 

一昨日22日の日経新聞「キァリアアップ」欄では、

ワニブックスの編集者で「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の著者でもある、

ミニマリスト・佐々木典士さんの実践整理術が紹介されていました。

例えば、仕事の書類の整理術は、次のように…。

 

『では佐々木さんは仕事でどのような整理術を実践しているのか。

 例えば書類。「即ゴミ箱行きが原則で、用が済んだらすぐに捨てる」。

 本当に大事な書類はスマートフォンで撮ったり

 スキャンしたりしてデジタル保存する。

 捨ててしまった書類が万が一必要になったら

 「持っている人にコピーさせてもらえばいい」。』

 

う~む、なるほど…。至極ごもっともなお話です。

ただ、いざ実行に移すとなると、これが意外に難しいと思います。

まず、その書類が本当に用が済んだかどうかの判断が難しい。

 

デジタル保存の場合は、今度は、どこのフォルダに保存したかどうか分からず、

かえってイライラすることがある。

 

持っている人にコピーをさせてもらう方法もあるけれど、

あんまり頻繁になると、人格・性格を疑われてしまいそう。

 

先ほどの記事には、「捨てる」際の注意点は、

「一度にすべて捨てようとしないこと」と書いてありました。

この御指摘は、そのとおりだと思います。

 

私も、来年3月には定年退職。

そろそろ机の引き出しなど、身の回りの整理を始めなくてはなりません。

今はもう必要ではないけれど、思い出深い書類は、

家に持って帰ろうかなと思っているけれど、

置くスペースを確保するのに苦労しそうです…。

 

『物への執着を断つのに時間とエネルギーがかかる』

記事には、このようにも書かれていました。けだし、名言だと思います……。