しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

つかの間の幻影

平成27年の大晦日は、天気予報のとおり、昼前から冷たい雨となりました。

今日は、午前中から地元FM局のラジオ放送を聴きながら、

カズノコ」の薄皮や「くわい」の皮をむくといった単純作業に没頭しました。

いずれもお正月の料理の下ごしらえです。

 

ラジオから流れてきた音楽は、懐かしいフォークソングの数々でした。

雅夢の「愛はかげろう」、かぐや姫の「神田川」、伊勢正三が歌う「なごり雪」、

吉田拓郎の「結婚しようよ」、青い三角定規の「太陽がくれた季節」などです。

 

フォークソングといえば、

今月20日の日曜日に、お隣の伊予市で開催されたライブに行ってきました。

「リセッツ」という男性3人のグループのライブで、

その時に歌われた曲は、「22歳の別れ」や「落陽」などで、

こちらも懐かし曲とともに楽しいひと時を過ごすことができました。

 

さて、年末のいろいろな行事をこなしながら、

平成27年という年が過ぎ去ろうとしてますが、

一昨日29日の日経新聞電子版の「経営者ブログ」で、

IIJ会長の鈴木幸一さんが、次のようのことを書かれていました。

 

『季節の変化が異常で、暖かい日が続いても、暦の進行は止まらない。

 日照時間が一番短い冬至となって、クリスマスが来て、

 大みそかとなり、1年が終わる。 ~(略)~

 年を取って、ますます時間の流れが加速し、日々が、つかの間の幻影のようになる。

 ここ何年か、忘れていた昔ながらの小さな行事をすることにしている。

  ~(略)~ 意地になって、季節の行事を続けている気もするけれど、

 柚子湯につかって、ぼんやりしていると、

 消えてしまった記憶をよみがえらせるきっかけになるようだ。

 年ごとに、消滅してしまう記憶が膨大になっていくのだが、

 消滅したはずの記憶は、まったく消去されてしまったわけでもなく、

 ふとしたきっかけで、鮮明に思い起こすことがある。』

 

この気持ち、私にもよく理解できます。

柚子湯ではないけれど、私の場合は、懐かしいフォークソングを聴いていると、

遠い昔の出来事で、もう消えてしまっていたはずの記憶が、

瞬間的によみがえることがあります。不思議な感覚ですが……。

一方で、日々の時間は、歳を重ねるにつれ加速度的に流れていく……。

 

今日の出来事も、「つかの間の幻影」のように、

ある日突然に思い出す日がくるのでしょうか……?

この日記を読み返せばいいのかもしれないけれど、

過去の自分を見るのは、なんだか怖いような気もします……。

 

皆さん、良い年をお迎えください。