春がことさら待ち遠しいのは、なんといっても受験生の方ではないでしょうか。
この時期、私立大学の入学試験がピークを迎えていることと思います。
大学受験といえば、
今月20日の日経新聞に掲載された
大手予備校・河合塾の全面広告で、次のような文章を見つけました。
『 〜(略)〜
貴重な時間を河合塾で過ごしてきたキミが
これから大学受験を迎えるというときには、
あらためて見返してみてほしい。
何度も読み返して、真っ黒になったテキストでもいい。
書き込んでボロボロになった、ノートでもいい。
カバンの中にそっと忍ばせてきた、お守りでもいい。
きっと、そのひとつひとつに、
これまで出会ってきた誰かの顔が浮かぶことだろう。
この教室で手にするものは、
きっと、大学合格のずっと先まで輝くものになる。』
この日記に何度も書いているように、
私は、昭和49年度に京都で浪人生活を送りました。
三畳ぐらいの部屋に、窮屈に押し込められたベッドと机だけがあるS台予備校の寮で、
全国各地の進学校から集まった仲間たちと共同生活をした一年間でした。
親元を離れての浪人生活一年間は、
精神的にとても辛いものがありましたが、それも今となっては懐かしい思い出です。
共同生活をした仲間たち、
その当時流行ったフォークの名曲の数々、古都京都の街並み、
そして、現役合格していた同級生からの心温まる励ましの言葉……などなど。
広告の文章に書いてあるとおり、
私が浪人生活で手にしたものは、
大学合格のずっと先までずっと輝くものとなりました。
受験生の皆さん、大学受験頑張ってください。
皆様に「春」が訪れるようお祈りしています。