昨日4日の日経新聞「生活面」に、
『増えるシニア社員、「かわいい先輩になれますか」』という記事が掲載されていました。
私には切実な話題だったので、興味深く読みました。
その記事の冒頭には、次のように書かれていました。
『定年が実質的に65歳まで延びるなど、
職場で60歳代の社員の存在感が高まっている。
かつての上司が若手と同じ立場で机を並べることは今や珍しくない。
とはいえ、当人が以前と同じように意欲的に働くとは限らない。
職場関係がうまくいかないこともあるようだ。
生き生きと働き、職場で愛されるには何が必要か。経験者たちの声を聞いた。』
私は現在59歳、来年の3月には定年退職になります。
そして、できれば65歳までは
再雇用の職員として、今の勤務先で働かせてもらえたら…と望んでいます。
そういう意味で、
今回の記事は民間企業の例とはいえ、とても参考になりました。
特に、参考になったのは、
次の「シニア社員〜かわいい先輩になるための3か条」です。
① とにかく明るく元気に
② 分からないことは素直に教えてもらう
③ 求められない限り口出しはしない
はぃ、よく分かりました。昨日の部下は、明日の上司……。
立場は変わっても、この3か条をはっきりと胸に刻んで、
何らかのお役にたてるようにしたいと思います。
また、記事の最後の文章は次のようなものでしたが、
このアドバイスも有難いお言葉でした。
『必要なのはこうした年を重ねた人間らしい心の余裕。
それが60歳を過ぎてからの仕事の満足感を左右するのは確かだろう。』
いずれにしても、
「人間らしい心の余裕」が持てるように
年を重ねていきたいものです。
それが私の「老いじたく」でもあります。