しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

ゆったりとした時間

子どもの頃、あれほどゆっくりと流れていた時間が、
大人になればなるほど、あっという間に過ぎ去ることを
不思議に感じていましたが、
今日の朝日新聞天声人語」を読んで、その謎が解けたような気がします。

『子どもの頃の時間はゆっくり流れる。
 大人になると時間はたちまち経過する。なぜだろう。

 信州大の山沢清人(やまさわきよひと)学長は4日の入学式で、
 脳科学者の言葉を引いた。
 「周りの世界が見慣れたものになってくると、
 時間が速く過ぎ去っていくように感じられる」
 なるほど見るものすべてが新鮮な子どもと、大人との違いは明らかだ。

 だから山沢さんは学生に「自力で時の流れを遅くする」ことを勧める。
 新しいことを学び続ける。新しい場所を訪ねる。新しい人に会う。
 すると脳の取りこむ情報量が多くなり、時間はゆったりしてくる。
 それが創造的な思考を育てることにつながるのだという。
 学びへの、遠目が利いたいざないである。』

う〜ん、なるほど…。
大人になると周りの世界が見慣れたものになるので、
時間が早く過ぎ去っていくのですね。
とても分かりやすい説明です。

私もこれからは、
新しいことを学び続け、新しい場所を訪ね、そして新しい人に会い、
自分の力で時の流れを遅くするようにしたいと思います。

うむ…、しかし、よく考えると、これは簡単なようで実は難しい課題…。
だって、自分をこれまでとは違う自分に変える努力が必要になりますから…、