今日20日は、二十四節気の「穀雨」です。
暦のとおりに、今日は終日、雨が降り続いた一日でした。
いつもでしたら「穀雨」の説明について
「こよみのページ」の解説を引用させていただくのですが、
今回は、朝日新聞「天声人語」から…。
『きょうは二十四節気の穀雨。
暖かい雨が土を潤して、野山も畑も緑を濃くする。
全国的に雨の予報だが、荒れる気配もあるのでご注意を。
この雨があがれば菜園も陽炎(かげろう)が揺れるだろう。
半月あとの次の節気は、もう立夏である。』
もういいかげん雨はいいので、この季節らしい日差しを期待しています。
さて、話は変わりますが、今日の日経新聞「大学」欄には、
主な大学の入学式における、トップのあいさつが掲載されていました。
このなかには、私好みの言葉がありました。それは次の三つです。
・東北大 物事の本当の姿を見通す知的訓練を
・名古屋大 百千万の失敗が一つの成功生む
・九州大 色々な事柄になぜかと問い学び続ける姿勢を
昨今、「大学」や「大学生」のあり方が問われています。
私の場合は特に、「大学」という言葉を聞くと、内心、忸怩たるものがあります。
それは、歳を重ねれば重ねるほど、
「もっと真剣に勉学に励めばよかったと」いう、
反省や後悔の気持ちが強くなるからです。
先ほどの記事には、
国際教養大トップの『本学を目指した目的を自らの手で達成を』
という言葉もありました。
たとえ入学した大学が自分の目指した大学でなかったとしても、
そこで「学び続ける姿勢」は、大学生にとって最も大切な「資質」だと思います。