しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

平凡だけど幸せという季節

昨日、そして今日と、素晴らしい晴天に恵まれました。
寒くもなく暑くもなく、今が一年で一番気持ちのいい季節だと思います。
そんな心境を、今日の日経新聞「春秋」の文章に見つけました。

『花が咲いては散り、雨と風とを繰り返し、
 そんな日々のあとに巡ってきたのどかなひととき。

 ゆく春の、晩春に近づく昨今は
 とりわけブランコやシャボン玉にふさわしいのかもしれない。
 平凡だけど幸せ、という心境にしてくれる季節ではある。』

この時期を「平凡だけど幸せ、という心境にしてくれる季節」
と言い表されているのは、さすがにコラムニストの文章だと感心しています。

また、今日のコラムでは、俳句の「季語」の勉強もさせてもらいました。
コラムによると、
凧(たこ)、風船、ブランコ、風車(かざぐるま)、シャボン玉
これらは皆、春の季語だそうです。
ちなみに、夏の季語にはハンカチ、冬の季語にはラグビーもあるとのこと…。

ところで、コラムによると、
国連が発表した2015年版「世界幸福度ランキング」では、
日本は158カ国のなかで46位と前回よりやや後退したとの記述もありました。

いやいや、変化に富む四季に恵まれ、俳句の世界を生んだ日本ほど、
ある意味、幸福な国はないともいえますが、
後退したのは一体何がその要因なのでしょうか…?

経済的なものなのか、それとも将来に対する不安なのか…??
考え出すと、とても気になる記述です。