しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

よく学び、よく遊べ

久々に孫娘の話題です。

もうすぐ4歳と3か月になる孫娘は、絵本が大好きです。
いつもグランマと町立図書館に行って、絵本を3冊借りてきます。

そして、借りて帰った本を私のところに持ってきて、
「ねぇ、グランパ、この本読んで!」とせがんできます。

ところが、孫娘が借りて帰る本は、おばけの本とか、お笑い系の本とか、
4歳にしては、ちょっとマニアックな本がお気に入りのようです。

まぁ、本の趣向は別として、
本が好きだという事実は素晴らしいことだと思い、
できるだけ孫娘のリクエストに応えるようにしています。

最近は、ひらがなを読めるようになったので、
そのうち一人でも読めるようになって、
同時に、本の趣向も幅広くなるのではないかと期待しています。

ところで、本と児童の関係について、
今日19日の日経新聞「春秋」には、次のような記述がありました。

『 〜(略)〜 
 以前、児童文学研究の松岡享子さんにインタビューをした際、こんな話を聞いた。
 「いろんなことをして遊んでいる子ほど、本を読んだ時、よく反応するんですよ」

 主人公に一体化する。描かれた情景を思い浮かべる。
 そのためには、自分の感覚や運動器官を通じ、体にイメージを蓄えねばならない。
 
 ゲーム機ばかりを相手にしていては、本の中身を実感に変える力が、
 弱くなってしまうのだという。
 風を切って自転車を走らせ、汗だくになりアゲハを追う経験が子どもには必要なのだ。』

う〜む、なるほど……。
昔から言われている「よく学び、よく遊べ」ということですね。

そういうことなら、活発な孫娘は心配ないのかもしれません。
むしろ、祖父としては、娘が仕事で忙しくて、
孫娘との親子の触れ合いが少ないことを心配しています。