しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「モノ」を減らす生き方

日経新聞電子版を眺めていて、
ミニマリスト」という聞き慣れない言葉に出合いました。

ミニマリスト」とは、モノを限りなく減らして生活する生き方で、
世界的に注目を集めているそうです。

また、記事によると、
日本のミニマリストに共通するのは、
モノは無理のない範囲で減らし、
自分の中に蓄積される体験、知識を得ることや
人との交わりにお金を使っているとのことでした。

さらに、若者のクルマ離れに象徴されるように、
日本人の消費行動は従来型の「モノ消費」から、
サービスや実体験を楽しむ「コト消費」へ移行しているといわれていて、
無理をしない日本の「ミニマリスト」の考え方に共感する人は
さらに増えるかもしれないと指摘しています。

う〜む、そういう生き方もあるのですね…。
私とは真逆の生き方で、「ミニマリスト」を実践できる人は羨ましいです。

というのも、私の場合、決して贅沢はしていないのに、
本を筆頭にして、いつの間にか「モノ」が身の回りに
増えていくような状況にあります。

これからは、「老いじたく」の一環として、
「モノ」をこれ以上増やさず、
極力、「ミニマリスト」に近づけるよう努力したいと思います。

一方で、自分の中に蓄積される体験、知識を得ることや
人との交わりにお金を使えれば
それに越したことはないのですが、こちらはなんとも心細い限りです。

どのような生き方を選択するにしても、
「世の中、そんなに甘くない」ということでしょうか?