昨日5日にBSフジで放映された
『HIT SONG MAKERS 栄光のJ-POP伝説 山上路夫』は、
昭和30年生まれの私にとっては、郷愁を誘う番組でした。
とても懐かしい、番組で紹介された次のような曲が、
すべて山上さんが作詞された曲であることを知って、大変驚きました。
また、失礼ながら、山上さんのお顔を今回初めて拝見しました。
だって、これらの曲が流行っていた自分の若かりし頃は、
作詞家や作曲家が誰かなんて、ほとんど関心がありませんでしたから…。
・「世界は二人のために」(佐良直美)
・「禁じられた恋」(森山良子)
・「或る日突然」(トワ・エ・モア)
・「学生街の喫茶店」(GARO)
・「虹をわたって」、「若葉のささやき」(天地真理)
・「ひなげしの花」(アグネス・チャン)
・「翼をください」(赤い鳥)
・「二人でお酒を」(梓みちよ)
う~む、どの曲も昭和史に燦然と輝く名曲ではありませんか…!!
番組では紹介されませんでしたが、ネットで調べて見ると、
私が高校生の時に大ファンだった天地真理の名曲、
「想い出のセレナーデ」が山上さんの作詞だと知って、
これまた、涙が出そうなほど感激した次第です。
そして、もう一つ感動したのは、
「翼をください」の歌詞に込められた山上さんの「心情」について、
番組ゲストのどなたかがおっしゃっていた解説です。
「翼をください」の歌詞は次のような内容ですが、
これは、『山上さんが子どもの頃に、喘息で闘病生活を送り、
学校も満足に通えなかった。だから、寝床から天井を見ながら、
「外の世界」を憧れていたのではないか。それがこの歌詞になったのではないか。』
およそ、このようなお話であったと思います。
♪ 今 私の願いごとが叶うならば 翼がほしい
♪ この背中に鳥のように 白い翼つけて下さい
♪ この大空に翼を広げ 飛んで行きたいよ
♪ 悲しみのない自由な空へ 翼はためかせ 行きたい
このお話を聞いて、「翼をください」が、もっともっと名曲に思えてきました。
名曲は、決して色褪せることはありません。