Kちゃん、昨日はコメントありがとうございます。
Kちゃんの「組織のリーダー」としての活躍をお祈りしています。
決してかつての私のようにならないように…。(笑)
さて、今日8日の日経新聞電子版「脳科学で鍛える仕事術」に掲載された
『「睡眠負債」をためない術 6時間では徹夜と同じ?』という記事が、
睡眠に不安を抱える私にとって、大変参考になりました。
子どもの頃から、「睡眠時間は8時間は絶対必要」という「8時間神話」に、
私は半ばマインドコントロールされています。
ですから、この時間を確保できないとき(今はほぼ毎日です)には、
自分は睡眠不足ではないかという恐怖心に今でも襲われます。
ところが、記事によると、最近の睡眠科学の成果からは、
現代人の最適な睡眠時間は7時間だということが分かってきたそうです。
さらに記事では、次のようなことも書かれていました。
『最後にひとつ。高齢になると眠りの質が変わってきます。
健康な方でも睡眠が浅くなるので、
夜中に目が覚めたり、早朝に起きるようになるものです。
環境や状況を意識的に整えていきながら、
脳や身体の変化を受け入れるくらいの心の余裕もあるとよいでしょう。』
そして、「睡眠」といえば、今月5日の日経新聞「文化」欄で、
作家の津村節子さんが、『夜明けの電話』というコラムの中で、
「不眠症」についての分かりやすい解説を紹介されていました。
『不眠症には、①寝付きが悪い(入眠障害)、②眠りが浅い(熟睡障害)、
③夜中に目が覚める(中途覚醒)、④目覚めが早すぎる(早朝覚醒)
と四つのタイプがあり、不眠の原因には環境、例えば騒音、気温、採光など、
精神にともなうものに、躁(そう)病、鬱病、統合失調症、ノイローゼなどがある。
老人性不眠は、脳の老化や脳動脈硬化症など脳の障害のためで、
生活のリズムの変化によっても不眠がおこるという。
精神生理的な原因による不眠は、身体疾患や精神病などによるもの以外の不眠で、
一時的なものと持続性のものがあるという。
一過性のものは、急性のストレスや
ショックなどの状況によっておこる不眠である。』
う~む、なるほど……。
この解説によると、私の場合は明らかに、③の中途覚醒と④の早期覚醒に該当します。
ということは、典型的な「老人性不眠」なのかしら…?
「脳や身体の変化を受け入れるくらいの心の余裕を持てば良いのか」、
それとも、「脳の老化や脳の障害を心配しないといけないのか」。
2つの記事を読んで、「安心」と「心配」の2つの感情が錯綜しています。