今日は、新聞の休刊日です。
そのため、日記を書くネタを探すのに一苦労します。
そこで、昨日12日の日経新聞からネタを探すことにしました。
日経新聞日曜版の楽しみの一つである「こころの健康学」は、
『ぼんやりとする時間~脳、活動時の情報整理』というタイトルでした。
執筆者である認知行動療法研修開発センター・大野裕さんの
ストレス解消法は「睡眠」とのことですが、
次の文章の内容は、まるで私のことを書いているかのようでした。
『団塊の世代の特徴だろうか。
これまで私はほとんど休む暇なく仕事をしてきた。
そのためだと思うが、ストレス解消法をよく尋ねられた。
相手の人は趣味などを聞きたいと考えて質問しているのだろうが、
私には、趣味といえる趣味はない。
だから、ストレス解消法は「寝ること」くらいだと答えていた。
時間ができると、自宅でぼんやり横になったり、
ときには長々と眠ったりするのが気持ちよく、
それがじつに良いストレス解消になっていた。
幸いなことに、睡眠が趣味のようになっている私は、
日中に長く昼寝をしたからといって、夜に眠れなくなることはなかった。
怠け者のようで、少し後ろめたい気持ちにもなるが、
ぼんやりとした時間を持つことがこころの健康に大切だということが、
脳科学研究からわかってきている。』
上述の内容で大野さんと私の共通点は、
・趣味といえる趣味がないこと
・ストレス解消法は寝ることくらいであること
・時間ができると、自宅でぼんやり横になったり、長々と眠ったりすること
・日中に長く昼寝をしたからといって、夜に眠れなくなることはないこと
う~む、愛媛県ご出身の大野先生と共通点があるのが嬉しかったし、
それよりも何よりも、
「ぼんやりとした時間を持つことがこころの健康に大切である」ことが分かって、
すごく精神的に楽な気持になりました。
ただ一つ違うのは、私とは違って、
大野さんは、これまで「ほとんど休む暇なく」仕事をされてきたこと。
カール・ヒルティの言葉ではありませんが、
『真の休息は活動の最中にこそある』ものなのでしょうね……。
私の場合は勤勉には程遠く、単なる「怠け者」なのかもしれません。