しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

海、山、そして空

ふぅ~……、思わずため息が出そうな暑さが続いています。

雲一つない空を見上げながら、「干天の慈雨」を祈りたい気持ちになりました。

 

さて、今日は「山の日」の祝日です。

朝日新聞天声人語」には、

『せっかくの祝日だが、お盆休みにまぎれて、ありがたみは薄い』

と辛辣な表現で書かれていました。

私はというと、この祝日に合わせて、今日をお休みの日に指定しました。

その代わり、お盆休みというものはなく、次の土・日曜日は出勤となります。

 

そして、先ほどの「天声人語」には、

「山の日」が制定された経緯が次のように書かれていました。

『山の日は2年前に制定された。

 きっかけの一つは、作曲家の船村徹さん(84)が

 出身地栃木の下野新聞に寄せたコラム。

 海の日が先行したことを挙げ「海があんのに山がねえ~」と山の日を提唱した。

 8年前のことだ。山岳界や林業界から賛同が広まった。

 国会では超党派の「山の日」制定議員連盟衛藤征士郎会長)が推進役となった。』

 

この理屈でいくと、次は「空の日」が祝日になってもおかしくありませんね。

ちなみに、ウィキペディアで調べてみると、次のような解説がありました。

『空の日は日本で制定された記念日で、9月20日である。

 1910年(明治43年)に徳川好敏、日野熊蔵両陸軍大尉が

 代々木練兵場において日本初の動力飛行に成功して30周年、

 ならびに紀元2600年を記念して

 1940年(昭和15年)9月28日に制定された「航空日」にその起源を持つ。』

 

う~む…、そうだったのですか。意外と歴史が古いのですね…。

7月は海、8月は山、そして9月は空と、祝日が増えたらいいですね。

いや、待てよ…。それよりも、働きすぎる日本人は、

まずは有給休暇の取得促進に取り組むべきなのかもしれません。