しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

NGワードと過去の過ち

今日7日は、二十四節気の「白露」です。

「こよみのページ」では、

「朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さを感じさせる冷風が混じり始める。」

という解説があるというのに、台風13号から運ばれてくる湿気のせいか、

とても蒸し暑い一日となりました。

 

さて、話は変わりますが、日経新聞電子版に掲載された

「アンガーマネジメント」に関する記事が参考になりました。

記事の要点を、以下のとおり書き残しておきます。

 

・アンガーマネジメントは怒らないことではなく、

 「怒りで後悔しないようになること」を目指す。

 怒りに振り回されず、上手に付き合えるようになろう、ということ。

 

・怒りとは、うれしさや楽しさと同じ自然な感情。

 私たちは、ばかにされたり、批判されたりして、

 心や体の安心・安全が脅かされそうになったとき、怒りで対応するが、

 問題となる怒りは4種類ある。 

  ①強度が高く怒りが止まらないタイプ

  ②持続して根に持つタイプ

  ③しょっちゅう文句を言う頻度が高いタイプ

  ④人を攻撃したりモノを壊したりする攻撃性を持つタイプ

 こうした傾向が自分にもあると、自分を理解することが第一歩。

 

・カッとしたときに役立つ方法

  ①「怒りのピークは長くて6秒」。

   激高するような怒りでも、6秒をやり過ごせば

   怒りに任せて衝動的に行動しにくくなる。

  ②「自分の力でコントロールできるか」を考える手法。  

   一番いけないのは、どうにもならないことについて願い続けたり、

   呪ったりすることで、不要なストレスを抱え込んでしまうこと。

 

・叱るときのNGワードは次の4つ。

  ①正確な表現を心がける。

  「あなたはいつもこうだ」と決め付けるのは正確ではない。

  ②人格否定をしない。

  ③「なぜ」で相手を責めない。

  ④過去を引っ張り出さない。

   夫婦げんかでもよくあるが、「前から言おうと思っていたけど」と

    過去をほじくり返すと、シリアスな状況になってしまう。

 

・ポイントをまとめると、「怒らなくていいことは怒らない」

 「怒るなら適切な表現や場所を選ぶ」「自分の感情に責任を持つ」という3点。

 

う~む……、どれもこれもごもっともなご指摘で、

私よりも「我が家の奥様」に是非読んでもらいたい内容です。

妻が私を叱るときは、上述の4つのNGワードが

全て当てはまっていることに、正直びっくりしました。

 

たぶん、私の妻は、「どうにもならないことについて願い続けたり、

呪ったりすることで、不要なストレスを抱え込んでいる」のでしょうね…。

それもこれも、

全て私の様々な「過去の過ち」のせいなのでしょうけど……。(平身低頭)