先日22日の秋分の日、お彼岸の中日は出勤だったので、
彼岸明けの今日、自宅近くにある実家のお墓参りに行ってきました。
ところが、お墓のシキミは枯れ果て、葉っぱが散乱していました。
いつもは必ず、父が彼岸入りまでに新しいシキミをお供えしていたのですが……。
最近、父はめっきり足腰が弱くなり、耳も遠くなってきました。
そのためか、碁会所通いもなくなり、
自室にこもってテレビを見て日中を過ごしています。
しかも、お菓子をいつも口にしながら……。
そして、テレビを見るのに飽き、お菓子もなくなると、横になって寝ています。
う~む……。弱ったな…。
そろそろ真剣に介護保険制度の利用を考えた方がいいのかもしれません。
本人は嫌がるかもしれませんが、デイサービスを利用してもらうと、
家族の負担が随分と軽くなるように思います。
最近の父を見ていると、将来の自分の姿を見ているようです。
「老計」とは、いかに年を取るべきかを考えて生きること、
「老い」の価値を生かして生きること、
「死計」とは、いかに死ぬかを考えて生きること、というお言葉がありましたが、
「老い」から「死」までをしっかり生き切ることの難しさを、
老いてゆく父の姿を見て、つくづく感じる今日この頃です。