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しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

消えないリスクに固唾をのむ

今日17日の日経新聞「オピニオン」欄に、

イアン・ブレーマー米ユーラシアグループ社長の

『消えないトランプ・リスク』という記事が掲載されていました。

 

ブレーマーさんは、

「米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が

大統領になる可能性は極めて小さいけれども、

民主党候補ヒラリー・クリントン国務長官の好感度も低く、

トランプ氏が勝利する可能性を完全には否定できないので、

トランプ氏が大統領に選ばれた場合、

米国や世界に生じる次の4つのリスクを考えておきたい」と述べられていました。

 

まず一つ目は、予想できない危機への対処。

大統領のレガシー(遺産)に欠かせないのは、

予想できない課題にどう対処したかどうか。

トランプ氏の経験不足や不安定な気質、激高しやすい性格は

予想外の非常事態への対応に不安を残す。

実際、個人攻撃を受けたと感じると過剰反応する彼の性向は

悪い状況をさらに悪化させる可能性がある。

 

二つ目にトランプ氏は、米国と主要な同盟国との関係を大きく損なうと予想できる。

同盟国の国民の反感を買うため、

選挙を意識する指導者は米国の行動を支持するのが難しくなるだろう。

 

三つ目は、政治家はだれでも世界を友人と敵に分けるが、

トランプ氏はその傾向が極端に強い。

従来の指導者の枠を逸脱して、友人に報奨を与え、

敵に罰を与えたとしても驚くにはあたらない。

外国政府や指導者のほか、企業やジャーナリスト、非政府組織(NGO)、

一般市民にもそうした対応をするだろう。

 

最後に、トランプ大統領になれば、

米国の権力の象徴である米国市民や米国自体が、

アルカイダや「イスラム国」(IS)など

イスラム過激派組織の格好の標的になることが予想される。

トランプ氏独特の激しい反イスラム発言によって、

過激派は米国に大きなダメージを与えるような攻撃を目指すだろう。

同時に、過激 派の勧誘や資金調達も容易になりそうだ。

 

う~む……、なるほど。考えただけでもゾッとしますよね。

最悪のシナリオだけは避けたいけれど、こればっかりはどうすることもできません。

ブレーマーさんが言われるように、

世界の大半が固唾をのんで大統領選の行方を見守っているのだと思います。

日本の一庶民にすぎない私もその一人です。

だって、トランプさんがもし大統領になったら、

私の身の回りにも、とんでもない変化が起きそうな予感がするからです。