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しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

新しい若者像を知る

今日21日の日経新聞「教育」欄に、

独立行政法人国立青少年教育振興機構が2015年末、

若者の結婚観、子育て観、子供観、地域観を、

インターネットを使ってアンケート調査した結果が掲載されていました。

対象は全国の20歳代、30歳代4千人で、

7年前にも同様の調査を行っているとのことでした。

 

まず、調査から、次の3つのことが明らかになったことが書かれていました。

1つは、7年間で男性は「結婚願望」が低下し、

女性は結婚願望と非願望に二極化したこと。

2つ目は、調査に回答した20~30歳代の6割が結婚しておらず、

「結婚したくない」者は年齢とともに増える傾向にあること。

特に、30歳代になると男女とも4人に1人が非・結婚願望となること。

3つ目は、非・結婚願望の理由として、経済的な苦しさと子供の頃の体験不足、

さらに「一人が楽しい」という思いが指摘できること。

 

なお、年収と結婚願望の相関関係は、

ある程度予想できたことでもあるけれど、調査機関として最も意外だったのは、

子供の頃に様々な体験をした人ほど結婚している割合が高くなり、

「結婚したい」「子供は欲しい」という意識が強かったことが

併せて報告されていました。

 

さらに、調査では、「結婚したくない」層をはっきりさせるために、

「今、交際相手がいるが結婚してない人」に限定してその理由を尋ねています。

トップが「経済的に難しい」(63.8%)で、「一人が楽である」(50.4%)、

「仕事が忙しい」(48.3%)と続いていて、「一人が楽である」と答えた人たちは

①結婚願望は低く、②年齢は30歳代後半、③子供は生きがいとならない、

④地域と関わりたくない、⑤年収は400万円以上ある……

などの傾向が見られたとのことでした。

 

そして、記事の最後には、次のように書かれていました。

『これまでも、苦しい経済状況や仕事の多忙を理由に、

 付き合っている異性がいても結婚までいかない若者は存在した。

 ところが、こうした外的な理由ではなく「一人が楽である」という内的な理由から

 結婚をしない新しい若者が出現し始めている。

 少子化対策は、この内的な理由と外的な理由の2つを峻別しないと

 本当の解決にならない。そのためには、子供の頃から友達と遊ばせ、

 家族行事や地域活動に参加させるなど、

 人間的な触れ合いを体験できる環境づくりも重要であるといえよう。』

 

う~む……、時代の変化を深く考えさせられる調査結果でした。

私といえば、24歳で社会人となり、27歳で結婚しました。

初任給は10万円に満たず、妻と結婚した時には、

家賃と光熱水費の支払いだけで、給料の半分近くが飛んでいったと記憶しています。

 

このように、経済的にはとても苦しかったけれど、

それでも「一人が楽である」という気持ちよりも、

「結婚したい」「子供は欲しい」という願望が強かったように思います。

(ずっと後になって、家庭を持つべき人間でなかったことに気がつきましたが…)

これは私だけでなく、「明日は必ず今日よりも良くなる」という

私の世代に共通する認識ではなかったでしょうか…?

また、私の世代は少なくとも、

「子供の頃から友達と遊び、家族行事や地域活動に参加し、

人間的な触れ合いを体験できる環境があった」と言えると思います。

(違ってるかな…?)

さて、もうすぐ5歳と6か月になる孫娘が年頃になったとき、

今回のようなアンケート調査は、どのような結果になっているのでしょうね?

私は、私の父と同じように、曾孫の顔を見ることができるかな…?