しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

それなりに意味があること

昨日27日、「株式会社はてな」からメールをいただきました。

 

『1年以上の長きにわたってブログを継続いただいているユーザー様を対象に、

 過去の同じ時期に投稿した記事を振り返るメールをお送りします。』

メールにはこのように書いてありました。

 

私の場合、5年前の記事まで送っていただきましたが、

2年前の11月25日と26日の日記には、短く次のように書かれていました。

まず、11月25日は、

『今日は、朝から雨が降り続きました。この天気のように、今日は仕事上で、

 頭を抱え込むような困難な問題が、次々と降って湧いた日でした。

 こんな日は、独り悩んでも仕方がないので、

 何もかも忘れるために、早く寝るのが一番の解決策です。

 「明日は明日の風が吹く」の精神です……。』

 

次に、11月26日には、

『傍の人から見ると、別に何でもないことでも、

 私にとっては、精神的に負担が重くて、とても張り詰めた日が続いています。

 こんな時は、本を読み始めても、

 ページが前を向いて、なかなか進まないことに気がつきます。

 さらに、この日記についても、

 話のネタを見つけるのがおっくうで、どうしても短い文章になります。

 やはり「読書」と「日記」は、精神的に余裕のある時に限ります。

 それにしても、小心者の自分が、つくづく嫌になることがあります。

 困ったものです……。』

 

う~む……、2年前の今頃、私は一体何に悩んでいたのでしょう……?

仕事上のことだったっけ…?思い出そうとしても思い出すことができません。

もう少し詳しく日記に書き残しておくべきでした。

 

ただ、今回、2年前の日記を読み返して気づいたことがあります。

一つは、その時には運命の終わりみたいに悩んだことでも、

時が経てば、忘却の彼方へ消え去ってしまうということ。

だから、人生、あまり深く悩んでも仕方がない……。

もう一つは、2年前の自分と今の自分を比べると、

ほとんど精神的には、いや、人間として成長していないこと。

 

いずれにしても、たとえ短くても日記を書き続けるということは、

「それなりに意味があること」だと自覚した次第です。