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しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

60歳は人生の転換点

昨日は職場の忘年会で、この日記をお休みしました。

 

さて、私が再就職した職場では、

独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構」が発行する

『エルダー』という高齢者雇用の総合誌が供覧されてきます。

その12月号の「リーダーズトーク」というコーナーで、

㈱国際ビジネスブレイン代表取締役の新将命(あたらし・まさみ)さんが、

『60歳からの人生を悔いなく生きるために心に刻むべき考え方・行動とは』

というタイトルで、インタビューに答えられていました。

 

定年退職後の人生を、日々右往左往しながら送っている私にとって、

次のような、とても勇気づけられるお言葉がたくさんありました。

有難いお言葉なので、少々長くなりますが

この日記をメモ代わりにして書き残し、折に触れて読み返そうと思っています。

 

・最近は60歳を過ぎても65歳、

 会社によっては70歳まで働ける時代になりました。

 しかし私は、たとえ引退年齢が延びても、

 サラリーマンは60歳が事実上の転換点になると思っています。

 なぜなら多くの企業では、60歳を過ぎると部下を持たなくなる、

 責任や権限も小さくなる、さらに給料は3割~5割減る人もいます。

 それまでのように大きな仕事を任せられ、

 目いっぱい力を発揮して報われる働き方は望めないかもしれません。 

 ですから、60歳以降も継続雇用される人は、

 割り切って働いている人が多いようです。言葉は悪いですが、「金のために」、

 「食うために」仕方なくという気持ちで働くので、仕事に情熱を持てない。 

 しかし、人生80年時代。男性の平均寿命は約81歳ですが、

 60歳の平均余命は約23年もあります。生涯現役社会といいますが、

 60歳からの20数年をこんな気持ちで働いて過ごして、

 幸せに人生の幕を閉じることができるでしょうか。

 

・成功するための条件はUSPを持っていることです。Unique Selling Proposition、

 つまりほかの人とは違う「これが私独自の売り物だ」といえるもののことです。

 会社の名刺だけで仕事をしてきた人は、

 長く勤めてきた会社を離れると人脈が尽きてしまい、3年も持ちません。

 それはUSPがないからです。

 

・私は「座学10%、メンター20%、修羅場70%」が3本柱だといっています。

 座学は説明するまでもなく、読書や研修などを通じて体系的な知識を得ることです。

 メンターとは、いわば「人生の師」であり、自分が困ったとき、

 迷ったときに道を照らしてくれる存在です。自分にとってのよき理解者であり、

 求めれば快く相談に応じてくれる。そんな尊敬できる人を3人持つ。

 これが2番目に大事なことですね。そして最も大事なのが修羅場を経験すること。

 修羅場とは、困難な仕事や結果責任をともなう仕事、

 やったことのない仕事などです。自ら進んで修羅場を求める、降ってわいた修羅場を

 チャンスととらえることです。

 

・目標には、会社や上司など他人から押しつけられた「強制目標」と、

 自分が納得してやってみたいと思う「納得目標」の2種類があります。

 私のいう目標は後者で、これを追い続けることが大事です。 

 英語では、始まりがあって終わりがあるものを「プログラム」といいます。

 一方、始まりはあるが終わりのないものを「プロセス」といいます。

 目標追求は、プログラムではなくプロセスです。

 常に複数の納得目標を持ち、それらを定期的に更新していかなければなりません。

 そして仕事力(スキル)だけではなく、

 加えて人間力(マインド)を高めるための目標を追い続けていく。

 

・有名なマズローの欲求5段階説では、最上位が自己実現欲求だといわれていますが、

 マズローはその後、自己実現のもう1段階上に

 貢献の欲求があると付け加えています。平たくいえば、自分の存在や行動が

 「世のため、人のため」になることを望む欲求です。

 自己実現は「自利(じり)」(自分の利益)ですが、

 貢献は「他利(たり)」(他者のため)に何かをすること。

 自利と他利を両立させられる人が人生の成功者です。

 どんなに出世しても、家族を悲しませたり他人に迷惑をかけたりする人生は、

 決して成功人生とはいえません。

 

いゃあ~、どのお言葉も胸にずしりと響きます。

これらのお言葉のなかで、私はマズローの欲求5段階説に、

もう一段階上の「貢献の欲求」があることを初めて知りました。

「自利と他利を両立させられる人が人生の成功者であり、

どんなに出世しても、家族を悲しませたりする人生は、

成功人生とはいえない」とのご指摘には、私自身は出世には縁がなかったけれど、

家族を悲しませたことは多々あったので、深く反省するところがあります。

 

また、これらのお言葉のほかにも、次のようなお言葉もありました。

『どんな分野でも、その道のプロになるためには、

 根を詰めた勉強に1万時間費やすことが必要だといわれます。

 毎日2時間その勉強に充てるとすると、

 1年で700時間として約15年かかります。

 ということは、遅くとも45歳から意識して「売り物」になる自分を

 磨き続ける努力が必要になります。』

 

もうすぐ61歳になる私は、もう既に遅いかもしれないけれど、

日々自己を高めるための努力を少しでも続けていきたいと思います。