こちらは強烈な西風が吹き荒れ、午後からは暴風雪警報が発令されるなど、
暦どおりの寒い一日となりました。
その暦どおりの大寒の日に、「日刊☆こよみのページ」を読むと、
次のようなことが書いてありました。
とても勉強になったので、この日記に書き残しておきます。
『この二十四節気について、時折こんな質問をされることがあります。
その日一日だけが大寒だと思う方がいらっしゃるようです。
これはちょっと違います。
二十四節気は、その始まる日(あるいは、その瞬間)を「節」とか「節入り」と呼び、
節と次の節までの期間を「気」と呼びます。ですから、今年の大寒の例で云えば
2017/1/20……………大寒の節(節入り)
2017/1/20~2/3……大寒の一気 ということになります。
二十四節気は区切りの「節」と、その期間の「気」の両方を表す言葉です。
竹を思い浮かべていただけると
この「節」と「気」の関係はわかりやすいと思います。
区切りとなる節(ふし)がまさに「節」であり、
その節と節の間の中空の筒の部分が「気」に相当するわけです。
以上、ちょっと寄り道の二十四節気の節と一気の話でした。』
う~む……、なるほど。
このコラムを読むまで、私も恥ずかしながら、
「大寒」は今日一日だけのことと思っていました。
二十四節気の「節」と「気」には、「区切り」と「期間」の意味があったのですね。
そして、コラムには先ほどの解説に続いて、次のように書かれていました。
『大寒は寒くて辛い時期ではありますが、ここを過ぎればもうすぐ春。
暖かい春を夢見て、二十四節気のこの大寒の一気を耐えて行くとしましょう。』
この文章を読むと、京都で浪人生活を送っていた頃に聴いた、
チューリップの名曲「サボテンの花」を思い出します。
(^^♪ この長い冬が終わるまでに 何かをみつけて生きよう
なにかを信じて生きてゆこう この冬が終わるまで
人間、長いトンネルの先に一条の光が見えると、なんとか頑張れるものですよね…。
ところで、今日の日記のタイトルは、最初「大寒の日の雑感」にしていましたが、
ご覧のとおり、「大寒の節の雑感」にした次第です。
勉強の成果が、さっそく現れました。